人間の体に必要不可欠な栄養素の1つであるカルシウム。運動においては筋肉を収縮させるなど、筋張力に影響をおよぼす重要なものとされています。そこで今回は、トライアスリートのようなスポーツをする選手とカルシウムとの関係性について紹介していきます。興味がある人は参考にしてみてください。
筋肉はマグネシウムとカルシウム、2種類のミネラルがうまく作用して動かされています。具体的には、マグネシウムは筋肉を弛緩、カルシウムは逆に収縮させる働きがあるのです。運動をした後や就寝中に足がつってしまったことはありませんか?首、肩、腰などにも生じるこの現象は筋痙攣と呼ばれ、運動により汗をかくことでマグネシウムが多く失われてしまうことによって起きていると言われています。つまり、このマグネシウムは、発汗によりカルシウムよりも多く失われがちな栄養素で、痙攣などを防ぐためには日頃から糖分や塩分だけでなく特にマグネシウムなどのミネラルを積極的に摂取しなければなりません。
一方、カルシウムですが、こちらもマグネシウム同様、トライアスリートをはじめとするスポーツ選手には必要不可欠。一般の成人男性の場合、1日に必要とされるカルシウムの量は500~600gほどですが、スポーツ選手の場合は倍の1000~1200mgとなっています。1リットルの汗の中に約50mgのカルシウムが含まれているため、運動で汗をかくことの多いスポーツ選手はこれぐらいの摂取が必要となるのです。
カルシウムを効率よく摂取する方法の1つとして挙げられるのが、HMBカルシウムによる方法。HMBとは、必須アミノ酸の1つであるロイシンの代謝産物。食事によるロイシンの摂取によって体内で生成される成分で、筋肉の合成促進や分解抑制因子として働くことなどが知られています。しかしHMBの代謝生成量は、ロイシン摂取量のわずか5%ほどと少ないため、代謝産物であるHMBを直接、摂取する方法が注目されているのです。
HMBカルシウムは、このHMBとカルシウムを結合させたあと粉末にしたもので、ロイシンの代謝産物をカルシウムと共に直接摂取することが出来る食品素材となっています。
またカルシウムを効率よく摂取するにはビタミンDもおすすめ。体内に入ってきたビタミンDは、肝臓や腎臓で処理された後、カルシウムの吸収を高める役割を担うことで有名。カルシウムは、頑丈な骨を作る栄養素として有名ですが、ただ摂取するだけよりもビタミンDと同時に摂取する方がより効果的にカルシウムが体に吸収されるのです。
HMBサプリメントにより筋肉に必要なカルシウムとプロテインを効率的に摂取する。
いかがだったでしょうか?マグネシウムとともにカルシウムもトライアスリートには必要不可欠。しっかりと摂取して体調を崩さないように気を付けましょう。
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