「プロテインは身長が伸びなくなってしまうから若いうちはあまり摂取してはいけない」。30歳代以上で学生時代に運動部に所属していた人であれば、一度はこのようなことを耳にしたことがあるのではないでしょうか?そのため、若い人にとってプロテインはあまり好ましくないものというイメージを持ち、自分の子どもにもあまり摂取させたくないと考えている人も少なくないはず。ところがこの噂話しは全くのでたらめです。では、なぜこのような噂話しが出回ってしまったのでしょうか?
育ち盛りの子どもは、身体を大きくするために大人と同じくらいのたんぱく質が必要となります。この時期に過度なトレーニングを行うとたんぱく質のほとんどが筋肉の修復に使われてしまい、そのほかの部分で十分な成長が望めなくなってしまうということにつながり、結果として身長が伸びなくなってしまうということになるのです。
プロテイン自体はたんぱく質が主原料の食品なので副作用の心配はありません。そして筋肉の成長だけでなく、骨や皮膚、内臓など体全体を成長させるのに必要不可欠なものです。そのため、普段、行っているトレーニングの量や体の大きさ、筋肉の量などに合わせて適量のプロテインを摂取するのは悪影響を及ぼすことはなく、それどころか体を大きくするためのサポートとして役立ちます。
HMBプロテインをはじめ、これを食べたり摂取すれば身長が伸びるといった魔法の食べ物は現時点ではありません。成長期は、生涯においても身長や骨格筋が大きく増える時期でもあり、その時期をきちんと把握し、その成長期に伴いエネルギー摂取量を増やしたり、バランスの良い食事を心がけることが重要。これに合わせて運動と睡眠のサイクルをリズムよくつくることができれば理想です。
また、身長の伸ばすためにはカルシウムをたくさん摂取しなければならないといって、牛乳を必要以上に飲んでいるという話もよく耳にしますが、これも間違いです。一度に摂取できるカルシウムの量は限られているので、一気に大量の牛乳を飲むよりも1日を通して牛乳をはじめとする乳製品や緑黄色野菜、小魚といったカルシウムが多く含まれるものを万遍なく摂取することが重要となります。
HMBプロテインをただ飲むだけで筋肉が勝手についてくれると思っている人もいるようですが、こちらも大きな間違いです。HMBプロテインはたんぱく質なので、これまでと同じ食生活、同じ運動量でただHMBプロテインだけを追加で摂取すると、その分だけたんぱく質が過剰摂取することになってしまいます。ですので、筋肉の量がアップするどころか、栄養過多で肥満の原因になってしまいます。ですので、プロテインを飲んでいるのに太ってきたり、運動をしているのに脂肪が増えたという人は、エネルギー過多になっている可能性があります。運動量とプロテインの摂取量が自分の体に見合っているかどうか再度、チェックしてみましょう。
HMBプロテインに含まれているたんぱく質は、子どもの成長には必要不可欠なものですが、あくまで足りない部分を補うサポート的な役割。メインは食事などで摂取し、食事では取り切れないものを補うぐらいの感覚で摂取するのがおすすめです。最近では、子どもでも飲みやすいように様々な風味のものが販売されているので、おやつがわりに取り入れるのも1つの方法。ジュースや清涼飲料水に置き換えてみるのも良いかもしれませんね。
いかがだったでしょうか?HMBプロテインを摂取したからといって身長が伸びなくなってしまったり、勝手に筋肉がついたりすることがないということが分かったはずです。それどころか、摂取の仕方によっては身長を伸ばすサポートにも役立ちます。自分の体や食事量、運動量と相談しながら、見合ったHMBプロテインを摂取するようにしましょう。
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