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トライアスロン選手にお勧めのプロテインとして、ここでは、ソイ(大豆)プロテインをご紹介。ソイ(大豆)プロテインの効果や、トライアスリートにとってのメリット・デメリット、理想的な摂取方法、ソイ(大豆)プロテインを摂っている男性からの口コミなどをまとめました。
ソイ(大豆)プロテインに期待される効果として、代表的な2つをご紹介します。
ソイ(大豆)プロテインに限ったことではありませんが、プロテインは筋肉を作る材料となります。トライアスロンなどのように、全身の引き締まった筋肉を増強させたい場合には、ソイ(大豆)プロテインを摂ることがとても有効です。
後述しますが、ソイ(大豆)プロテインは、ホエイプロテインに比べると、体への吸収スピードが非常に緩やか。摂取したあとに運動をすると、長時間にわたりプロテインの効果を維持することができます。
ソイ(大豆)プロテインは大豆由来のプロテイン。動物由来のプロテインとは異なり、脂肪成分は少なめです。加えて、ソイ(大豆)プロテインには腹持ちが良いという特徴もあることから、一部の女性たちの間ではダイエット食としても人気です。
トライアスリートにおいては、「少しでも脂肪を付けずに筋肉だけを増強したい」という方にぴったりのプロテインと言えるでしょう。
トライアスリートがソイ(大豆)プロテインを摂るメリットについて、以下2点にまとめました。
トライアスリートの定番ともいえるホエイプロテインは、摂取後に体に吸収されるまでの時間が1~2時間。それに対してソイ(大豆)プロテインは、体に吸収されるまでの時間が5~6時間と言われています。
筋肉増強の即効性は期待できないものの、逆に、長時間にわたって少しずつ筋肉増強効果を期待できるのが、ソイ(大豆)プロテインの大きなメリットです。
ホエイプロテインに比べると、ソイ(大豆)プロテインは胃腸での消化吸収スピードが緩やか。そのため摂取後は、しばらくの間、お腹がすきにくくなります。
お腹がすきにくい一方で、プロテインによる筋肉増強作用は継続。ムダな脂肪を落としながら、効率的に必要な筋肉を蓄えていくことができるでしょう。
トライアスリートがソイ(大豆)プロテインを摂るデメリットを2つ見てみましょう。
繰り返し説明しているように、ソイ(大豆)プロテインは、ホエイプロテインに比べて体への吸収スピードが遅めです。よって、筋肥大を目的に、トレーニング中やトレーニング直後にソイ(大豆)プロテインを摂取したとしても、期待するほどの効果を得られない可能性があります。
即効性を求める方にはホエイプロテイン、またはホエイプロテインも含んだソイ(大豆)プロテインの摂取をお勧めします。
ソイ(大豆)プロテインの原料となる大豆には、イソフラボンと呼ばれる成分が豊富です。イソフラボンは、女性ホルモンに似た働きをすることで知られる成分。摂取することで体の女性化が促され、効率的な筋肉の造成を妨げる、という説があります。
なお、実際にソイ(大豆)プロテインが筋肉増強を妨げるかどうかについては、十分な研究が行われていないので不明です。
種類 | 分類 | 吸収スピード | 特徴 | タイプ |
---|---|---|---|---|
ホエイプロテイン | 動物性 | 早い | BCAAを多く含み筋肉の発達を促進 | トレーニング |
ソイプロテイン | 植物性 | ゆっくり | 代謝を促進 | ダイエット |
カゼインプロテイン | 動物性 | ゆっくり | 栄養補給や筋力維持 | スタミナ |
ソイ(大豆)プロテインを摂取する際には、以下の2点を意識するようにしましょう。
ソイ(大豆)プロテインには、摂取後、時間をかけてゆっくりと体に効いていくという特徴があります。よって朝食時に摂取すれば、午前中のトレーニング中、長くその効果を発揮するでしょう。昼食時に摂取すれば、午後のトレーニングに安定的に効果を発揮します。
また、就寝前に摂取すれば、翌日の早朝トレーニングも効果的なものとなるでしょう。
トレーニング直後の即効性を求める方は、吸収スピードの速いホエイプロテインをメインに摂取したほうが良いでしょう。
なお、市販されているプロテインの中には、ソイ(大豆)プロテインとホエイプロテインの両方を配合した商品もあります。持続性と即効性を同時に求める方は、両プロテインを配合した商品を検討してはいかがでしょうか?
以上、トライアスリートにおけるソイ(大豆)プロテインの効果、メリット・デメリットなどを解説しました。
トライアスリートにとって大きなメリットが得られるソイ(大豆)プロテイン。しかしながら、理想的な体を作り上げるためには、ソイ(大豆)プロテインだけに偏った考え方は良くありません。栄養バランスの良い食事を摂ることを前提とし、かつサプリメントも併用することで、より効率的なトレーニングができることを理解しておきましょう。
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