ここでは、脱毛の中でもレーザー脱毛にスポットを当てて紹介。レーザー脱毛と聞くと、女性がエチケットとして行っているイメージを持つかもしれませんが、男性専用クリニックも増えています。トライアスリートとしてレーザー脱毛を行うメリットとデメリットを見ていきましょう。
レーザー機器を使った脱毛は、医療機関でしか行えません。それは、美容サロンや家庭用の脱毛器に比べて、レーザーは威力が高く毛根自体を破壊するため。ある種「傷をつける行為」にあたるため、クリニックでしか受けられないのです。また、医療の心得がある医師が施術を担当してくれるのもレーザー脱毛のメリット。肌やムダ毛のことを理解した上で施術してくれるため、万が一の事態にも適切に対応してもらえます。
レーザー脱毛は、概ね5回から10回の施術が目安。毛の生え変わるサイクルに合わせて施術します。一般的には月に1回ほどクリニックに通う必要がありますが、医療用ではない脱毛器を使用する場合、10回から20回と倍の回数がかかることを考えるとスピーディーに脱毛が可能です。人によっては、ムダ毛をすべて処理するのではなく薄くしたいだけ、と考える方もいるでしょう。クリニックによっては、そうした減毛にも対応してくれます。
トライアスロン本番の日程に合わせて脱毛スケジュールを組んでも、月に一度、数十分から数時間の施術でOK。脱毛に駆ける時間を大幅に短縮できるため、ムダ毛に悩む時間も練習にあてられます。
医療用レーザー脱毛は、セルフ処理(カミソリや除毛クリームなど)に比べると、かかる費用が高くなります。すね毛をツルツルにするためには、十数万円ほどかかるのが一般的です。腕や胸、脇、陰部など全身の脱毛となると、数十万円という費用がかかります。とはいえ、全身脱毛も多くて10回ほどで完了するため、1年ほどでツルツルを目指せるでしょう。無駄毛の処理に時間がかかっている人なら、お得かもしれません。
レーザーの照射には、痛みが伴います。輪ゴムでパチンと弾いたような痛み、と一般的には言われていますが痛みの感じ方は人それぞれ。照射時の痛みが耐えきれず、レーザー脱毛を断念したという声も少なくありません。しかし、クリニックによっては麻酔が利用できます。やせ我慢せずに、痛いときには申し出ておくのがいいですよ。
40代・男性
自分で剃っていましたが、チクチクして不快だったのでレーザー脱毛しました。今回受けたのはVIOです。ビキニパンツから毛がはみ出るのがみっともなかったのが解消しました。
40代・男性
1回の施術で、想像以上に毛の生えるスピードが落ちた。バリカンを使っていたが、これほどとは思わず嬉しい限り。下半身の毛に苦労していたが受けてよかった。
30代・男性
ひげの脱毛が痛過ぎで駄目でした。敏感な部分はやっぱり痛いですね…。コース契約の残りがありましたが、痛さに我慢できずに断念してしまいました。
30代・男性
陰部の脱毛をしましたが、痛いのは説明されていましたが仕上がりが不自然になってしまいました。幸い、彼女は仕方ないねぐらいの反応でしたが、もうちょっとちゃんと相談して進めてもらえばよかったです。
脱毛用レーザーを毛根に照射して、破壊していく脱毛法です。施術のサイクルは、概ね月に1~2回ほどとなっています。
レーザー脱毛の大まかな流れは以下の通り
肌には照射のダメージが残るため、施術後は日焼けをしないようにすることが大事です。太陽の下、レースを行うトライアスロンの場合、本番の1~2週間ほど前には施術を終えておくと良いでしょう。
生えてきたものを抜く脱毛法はお手軽ですが、毛は生え続けるのでケアも続ける必要があります。レーザー脱毛の場合、毛根自体を破壊するため毛の生えてくる量やサイクルが減少し、セルフケアもしやすくなるのが特徴です。レーザー脱毛に通いつつ、自宅でのケアも行うことでムダ毛に悩まされる時間はぐっと減るでしょう。