トライアスロンのバイクは、タイムの半分以上を占めており、練習の割合も全体の半分を占めるくらい入れたいところ。また、使う道具や乗り方も初心者にとって難しいので、乗る前の練習からしなければいけません。トライアスロンのバイクの練習に必要な準備や方法を紹介します。
トライアスロンのバイクを始めるには、まずは自転車とヘルメットの準備が必須です。ただし、自転車やヘルメット以外にも必要な準備品もあります。快適に練習できるように準備を整えてから始めましょう。
サングラスは、日差しから目を保護するために必須です。 練習中ももちろんですが、大会でも長時間のレース中にサングラスは目を守ってくれるでしょう。
シューズは、ペダルと固定できるビンディングタイプが基本となります。 フラットペダルとスニーカーでも走ることはできますし、ビンディングシューズは高価です。それでも足を固定できることで足が滑らずに効率的な走りが期待できます。本格的に始めるなら、ビンディングシューズとビンディング用ペダルの準備もしておきたいものです。
長距離、長時間の走行となるトライアスロンのバイクでは、パッド入りサイクルパンツも必須です。練習中から快適に走れるように、サイクルパンツを準備しておきましょう。下半身がサドルに当たる痛みを軽減するパッドは男女限らず必要です。
トライアスロンのバイクは、練習場所を選びます。安全で、他の人に迷惑をかけない場所を探すことも大切です。
安全性を重視して選ぶなら、交通量の少ないルートか専用のサイクリングロードがおすすめです。信号も少ないとトレーニングがはかどります。バイク練習の場所探しは、パソコンやスマホでも検索可能です。
ビンディングペダルとDHバーの扱いは、トライアスロン初心者には難しく、バイク練習の前に慣れておきたいものです。練習の事前練習となりますが、路上で失敗すると危険ですし、恥ずかしい思いもするので念入りにやっておきましょう。
トライアスロンのタイムの割合でいえば、バイクは約半分を占めるものです。そのため、練習もバイクの時間を総練習量の半分程度使うイメージで行います。週1~2回程度、オリンピック・ディスタンスの距離を目安に40キロを目指しましょう。
初心者から上級者まで一貫して大切なのは、回転数を意識した練習です。回転数を上げてこぐ練習を積むことで、ペダリングが上達し、こぐのが楽になります。長距離走るトライアスロンのバイクでは、足に疲労を蓄積しないように心がけて練習しましょう。
トライアスロンのバイク練習は事前の準備から大切になります。特に初心者は用具もしっかりそろえて、ビンディングの練習もすることで、安全に練習に出られるようにしましょう。またバイク練習では、常に回転数を意識して、週1~2回大会を意識した練習を取り入れることがコツです。