ロードバイクに乗っていると、ビンディングシューズが気になっている方もいるでしょう。でもどうやって選んだら良いのかわからない…という悩みにお答えします。この記事では、ビンディングシューズとは何かというところから選び方、おすすめのビンディングシューズについて紹介しています。
まず、ビンディングシューズとは何か?という点からみていくことにしましょう。
ビンディングシューズは、「ビンディングペダル」を使用するためのシューズです。靴の底に「クリート」と呼ばれる留め具がついており、ペダルとシューズを固定できます。
ビンディングシューズを使うと、ペダルと足が固定されるため、ペダルを踏む時だけではなく引き上げる時にも力が伝わるようになり、ペダリングが楽になるというメリットがあります。
また、足が固定されていない場合にはペダルと足がずれてしまうことがありますが、ビンディングシューズを使うとそのようなことがないため、無駄なく足の力をペダルに伝えられるようになります。
たとえば長距離を走る時などは、ぜひビンディングシューズを使用してみることをお勧めします。
ビンディングシューズを使いたい!と思った時には、シューズを購入する必要がありますが、そのほかにも「クリート」と「ビンディングペダル」が必要になります。ビンディングペダルを購入するだけでは使用できませんので、注意が必要ですね。
続いて、ビンディングシューズを選ぶときに覚えておきたいポイントについてご紹介します。
クリートには、「3穴タイプ」と「2穴タイプ」の2種類がありますので、まずはどちらを選択するか決めましょう。3穴タイプはパワーを伝達するのに優れていますし、2穴タイプは歩行性能が高いため、どちらを優先するか考えてみます。 また、2穴タイプの方が外しやすいという特徴がありますし、ビンディングシューズを履いたまま普通に歩く機会が多そうな場合は2穴タイプを選ぶのがおすすめです。
また、今後しっかりと走り込みたいという場合には、3穴タイプを選びましょう。
ビンディングシューズの留め具は4種類に分かれています。
軽量でフィット感が高く、足元がスッキリする「シューレース(紐)タイプ」、エントリーモデルのシューズに多く採用されている「ベルクロタイプ」、安定感のある「ラチェットタイプ」、パフォーマンス重視でプロもよく使用している「ダイヤルタイプ」の4種類があります。
それぞれのモデルを試着してみて、フィット感やデザイン、調整のしやすさなどを確認して決めるのが良いでしょう。
ビンディングシューズの価格は、およそ1万円から4万円ほど。価格の違いによりさまざまな性能の差がありますが、その中の一つとしてソールの硬さに違いが出てきます。高価なものはソールが硬く作られていることで無駄なくペダルに力を伝えることができます。また、高価なモデルの場合は、ソールがカーボン製で軽量に作られているため快適に走行できるというメリットがあります。
ただし、価格が高いものであれば良いというわけではなく、やはり試着をしてみて、フィット感やデザインが好みのものを選ぶと良いでしょう。
ショップを見てみると、さまざまなビンディングシューズを見ることができます。ここでは、おすすめのビンディングシューズを3種類ご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
細かい調整が可能なので、どんな形の足にもフィットするビンディングシューズ。ソールとアッパー構造が一体化されている点が特徴で、雨の日の走行中にも安心の、水抜き穴を内蔵しています。さらに、クイックドライ3Dメッシュが湿度をコントロール。
独自のニット素材を採用しており、高いフィット感を演出してくれるビンディングシューズです。アウトソールはフルUDカーボン、さらに通気口がついている点がより快適性を高めています。
走るときの性能だけではなく、「歩きやすさ」にも着目して開発されたビンディングシューズ。ボディはニット、ソールはナイロンで仕上げることにより、歩きやすく疲れにくい点が特徴です。気軽なサイクリングにもおすすめ。
よりロードバイクを楽しくする、ビンディングシューズをご紹介しました。さまざまなビンディングシューズがありますので、選ぶ際のポイントをおさえた上で試着し、自分の足にフィットするものを選ぶと良いでしょう。ビンディングシューズを取り入れると、これまでよりも快適にライドを楽しめるようになりますので、ぜひ導入を検討してみてください。