アスリート顔負けの運動能力を持つ、安田大サーカスの団長さんはトライアスロンの選手としても有名。きっかけは、テレビ番組に出演した時、景品でロードバイクをもらったことだそうです。ロードバイクに乗ってみるとすごく速くて軽く、乗り心地も良かったので段々、乗る機会が増え、自転車にハマりました。
また、他の番組で息継ぎをしないままどれだけ長く泳げるかを競う潜水に挑戦。なんとそこで当時の日本記録を樹立したのです。その結果、水泳とバイクを同時にすることができるスポーツとしてトライアスロンをするようになりました。
持ち前の運動能力だけでなく、時間を見つけては練習をするようになり、様々なトライアスロンの大会に出場。どんどんとトライアスロンの魅力に取りつかれ、今ではスイムを3~5km、ランを10~20km、バイク60~120kmのトレーニングを毎日、欠かさず行っているそうです。
練習を続けられるのは、3種類の種目があるから飽きたら別の練習をすることで気分転換になることなんだとか。歳を重ねながら現在も精力的に活動を続けています。
近藤真彦さんと言えば、芸能活動以外だと車のレーサーとして活躍しているイメージが強いのですが、実はトライアスロンの選手としても知られているようです。
初めてトライアスロンに挑戦したのは、2009年で近藤さんが44歳の頃。トライアスロン始めた詳しい理由については、分かっていませんが40歳代になってから新しいことに挑戦するのは素晴らしいことだと言えます。ジャニーズ事務所に所属している近藤さんはダンスなどもしていたり、車のレースなどにも参加していたので元々、体力があったのかもしれません。
いつかは世界大会に出場するという野望を抱くようになり、様々なトライアスロンのレースに積極的に参加。2010年には、国内でも最大規模のトライアスロンの大会として知られる全日本トライアスロン宮古島大会に出場し、13時間20分のタイムで完走しています。
2019年時点で世界大会に出場したという情報は入ってきていませんが、今でも精力的にトレーニングを続けているのだと思われます。
中学時代に陸上部に所属し、芸人になってからもマラソンを続けていたデンジャラスのノッチさん。2010年、東京マラソンに出場し、3時間34分42秒という好タイムで完走しています。
このことがきっかけで2011年にテレビのバラエティ番組の企画でトライアスロンにも挑戦。2011年の5月に指宿トライアスロン大会、同年9月に佐渡国際トライアスロン高いに出場しています。大会に出場したことでトライアスロンに興味を持ったノッチさんは、プライベートでもトライアスロンの大会に出場するようになりました。2012年、野尻湖カップトライアスロン・ジャパンオープンに出場し完走を果たしています。
そんなノッチさんですが、トライアスロンで命を落としかけたことがあるのだとか。ノッチさんといえば、奥さんともテレビ番組で共演し、恐妻家としても知られています。ノッチさんがトライアスロンの大会に出場し、途中で栄養補給として軽食やゼリー状のドリンクなどを持参。いざ大会が始まり、途中で栄養補給をしようとしたところ、これらの食事が全て奥さんに食べられていたそうなんです。その代わりのエネルギー補給としてフリスクを食べてしのいだという笑い話があります。
トライアスロンの大会に出場し、いくつもの優勝経験を持つ道端カレンさん。トライアスロンを始めたきっかけは以外にもマラソンで味わった挫折だったそうです。32歳の時、テレビ番組の企画として、人生ではじめてフルマラソンに挑戦することに。もちろん、出場することは半年以上も前から決まっていたのですが、普段から筋トレやヨガなどで体を鍛えていたカレンさんは、ほとんど練習をしなかったのです。大会を2か月後に控え、ようやく練習を始めたところ10kmほどで腸脛靭帯炎を発症。痛みを抱えたまま本番に臨むことになり、完走はできたものの5時間半もかかってしまう不本意な結果となりました。
この苦い経験を味わったカレンさんは、プライベートでもマラソンをすることに。あまりにもストイックに練習するカレンさんに友人がトライアスロンに挑戦してみてはどうかと誘ったのです。
スイミングスクールに通っていたこともあるカレンさんは、マリアナ諸島で開催された、計51.5kmのトライアスロン大会に挑戦し、見事完走。この成功体験が快感となり、トライアスロンにのめり込むようになりました。2016年の長崎西海トライアスロンと中土佐タッチエコトライアスロン、2017年の館山わかしおトライアスロンと東扇島トライアスロンで女子総合優勝を果たすなど、現在では国内トップクラスの選手にまで成長しています。
ヤクルトスワローズの捕手として1990年代の黄金期を支え、通算2097安打の成績を残していることで知られる古田敦也さんもトライアスロンの大会に出場しています。プロ野球の現役引退からまもない2009年に東京マラソンに出場。見事完走し、翌年にはホノルルで行われたトライアスロンの大会に出場しました。
そして2011年には、過酷なアイアンマンレースの1つとして知られる「アイアンマン・西オーストラリア大会」にチャレンジ。この大会は、スイム3.8km、バイク180km、ラン42.195kmを1日でこなさなければならないのですが、現役を引退してもなお、このようなレースに挑戦する古田さんには頭が下がる思いです。
バラエティ番組のチャラ男キャラで人気のお笑い芸人、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんですが、マラソンランナーとしても有名です。きっかけは2016年に番組の企画でフルマラソンに挑戦したこと。マラソン初挑戦にして、4時間を切る「サブ4」を達成したのです。番組での反響が大きく友人たちからも絶賛されたことが嬉しくて、今でもマラソンを続けているとのこと。1日に長い距離を走るよりも、毎日、走り続けることにこだわっていて、10~15kmのペースで走り、そのあとにご飯屋さんで食事をするのが楽しみだと語っています。
京都大学iPS細胞研究所の所長で2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞したことで知られる山中伸弥さんもマラソンを走っています。マラソンに参加する理由の1つがチャリティ募金のためだという話も。個人がNPO団体のために寄付を呼び掛ける「ファイントレイジング」という仕組みを活用しているそうです。山中さんは、「京都大学iPS細胞研究基金」という団体を支援することを宣言した上でマラソンをすることで寄付を募り、山中さんのことを応援したいという人が寄付をするということ。少し複雑ですが、研究費を稼ぐことを目的にしていた部分もあるそうで、その結果、寄付を募り初めてから1ヶ月ほどで850人以上のサポーターから1,000万円以上の寄付が寄せられました。
テレビ番組のバラエティ特番で赤坂にあるテレビ局周辺を長年、走り続けていることで有名な森脇さん。実は、高校時代から陸上部に所属し、インターハイで100mに出場し11秒2というタイムをマークしているそうです。マラソンを始めたきっかけはこのバラエティ番組の特番で、2003年に初出場して以来、他の人たちが故障や加齢などを理由に出場を辞めてしまっている中、森脇さんは32回連続出場(2019年春現在)を果たしています。
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トライアスリートの有名人 パート2