トライアスロンはダイエット効果が高そうに見える競技ですが、トライアスロン自体にダイエット効果があるのではなく、レースに臨む体づくりやそれぞれの種目の練習のプロセスが体を程よく絞る効果につながります。では具体的にどのような効果が期待できるのかみていきましょう。
トライアスロンで行う3つの種目はいずれも持久力が必要な競技です。そのため、練習や大会時のエネルギー消費も大きく、ダイエット効果も期待が集まります。
トライアスロンを完走するためには練習が必要となり、最初の数カ月は練習だけでも体重が落ちやすくなります。ただし、これは一時的なもので、最初は余分な体脂肪が落ちますが、毎日練習することで徐々に体が慣れて落ちにくくなるようです。
持続的に痩せたい場合は、エネルギーの消費と摂取バランスの関係に注目し、トレーニングで消費した分を摂取するようにしましょう。
適切な筋トレを行い筋肉質になることで、基礎代謝がアップして、痩せやすい体質に変わることが可能です。トライアスロンでは持久力を鍛える練習が多くなりがちですが、競技中に使う筋肉を鍛えることも大切なトレーニングとなります。
トライアスロンにチャレンジする芸能人もたくさんいますが、その中にはトライアスロンによってダイエットも成功したという人もいます。安田大サーカスの団長安田さんもその一人です。
ブログでは食事制限を行わなくても練習メニューをこなすことで効果的に痩せたという事例が紹介されています。
トライアスロンは趣味としても最適な競技ですが、ダイエットにも好影響があり、優秀なスポーツといえます。どのようなメリットがあるのかみてみましょう。
減量したい人がトライアスロンを選べば、より健康的なダイエットができます。大会に向けた目標のあるトレーニングは心身を鍛えて、運動習慣を作るきっかけにもなりそうです。
トライアスロンを始めると、体質や食事習慣などにもよりますが、自然なダイエット効果も期待できます。意識せずに体重が減っていき、細かい食事や運動の管理が面倒な人でも痩せることが可能です。
トライアスロンでより効果的にダイエットするには、いくつかのポイントがあります。難しいことではありませんが、守らないとダイエットが停滞することもあるのでチェックしておきましょう。
継続的に理想の体重を目指したい人は、筋トレもトライアスロン練習に組み込むことが大切です。筋トレはダイエットだけでなく、タイムを改善するためにも役立ちます。
スクワットやジャンプ、坂や階段を使った筋トレは、下半身の筋力をアップします。また、懸垂やゴムチューブを使った筋トレで上半身を鍛えることも大切です。
いくらトライアスロンの練習をしてエネルギー消費がアップしても、その分摂取カロリーがアップしてはダイエットにはなりません。効果的にダイエットを進めたいなら、食べる量や栄養素にも気をつけましょう。
緩やかに痩せるためなら、過度な制限はせずに栄養バランスの良い食事をとるだけでも、十分な効果が期待できそうです。
トライアスロンは、自然で健康的なダイエット効果が期待できるスポーツです。ただし、理想の体重や目標がある場合には、ある程度の工夫は必要となります。効果的にトライアスロンでダイエットするには、練習方法と食事の栄養バランスに注意し、無理なく緩やかな変化を目指しましょう。