夜間やトンネルなど暗い道をロードバイクで走行する際には、自分の存在を周りにアピールするためにもライトを点灯させる必要があります。この記事では、ライトの選び方についてまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
「ロードバイクにはライトをつけないといけないの?」と思っている方もいるかもしれません。そこで、ここではロードバイクに乗る際に知っておきたい、ライトの必要性についてご紹介していきます。
昼間の明るい時間帯には、必ずしもライトをつける必要はありませんが、夜間にロードバイクで走行する際には必ずライトを点灯させる必要があります。もし、ライトを点灯させないまま走行した場合は道路交通法違反となります。
例えば、「夜間の道路」や「トンネル内」「50m先まで明瞭に見えないような場所(濃霧のとき)」などは、前方(フロントライト)・後方(リアライト)の両方のライトを点灯させる必要があります。
前項でも少し触れましたが、ロードバイク用のライトには「フロントライト」と「リアライト」の2種類があります。これは、どちらかを搭載すれば良いというものではなく、両方をロードバイクに搭載する必要があります。そのため、ロードバイクを購入したときに一緒につけておくと安心ですね。
また、「ライトは夜に点灯させるもの」というイメージを持っている方も多いでしょう。しかし、昼間に走行する場合でも、暗い道を通ったりする場合にはライトを点灯させましょう。また、車道を高速で走行する場合には、周囲に存在をアピールするために点滅ライトをつけることをおすすめします。
自分のロードバイクにライトがついていない場合、まずはライト選びから行う必要があります。ここではライトを選ぶ際におさえておきたいポイントをご紹介。もしわからないことがあれば、ショップのスタッフと相談しながら選ぶと間違いないでしょう。
ライトを選ぶ際には、まず「明るさ」をチェックしておきましょう。街灯がない道路を走行する可能性がある場合には、300〜400ルーメン以上の明るさがあるライトを、また、歩行者が歩くような場所を走行する場合には200ルーメン程度の明るさを目安にすると良いでしょう。
基本的にはライトの光量は調整できるものが多くなっています。そのため、場所によってライトの光量を調整する癖をつけておくとスマートですね。
ライトに用いられているバッテリーの種類は、主に4つに分けられます。ここでは、それぞれの特徴をご紹介します。
増えているのが「USB充電タイプ」のライトです。スマートフォンと同じようにUSBケーブルを用いて充電することができるタイプなので、抵抗なく使える方も多いでしょう。
その名前の通り太陽光に当てて充電します。コストをかけずに充電できる点はメリットといえますが、充電に時間がかかってしまう面もあるためあまり数は多くないようです。
シティサイクルに搭載されているライトがこのタイプです。ペダルをこぐことによって自分で発電したエネルギーを使ってライトを点灯させるという仕組みになっています。
現在、ロードバイクのライトはLEDタイプが主流となっていますが、各メーカーからさまざまなライトが発売されています。そこでここでは、おすすめのライトをいくつかご紹介します。
およそ400ルーメンのハイパワーライト。USB充電が可能ですが、カートリッジ式のバッテリーを採用しているため、充電式の弱点をカバーしています。充電のタイミングがはっきりわかるバッテリーインジケーター・充電インジケーターを搭載。
500ルーメンの光量を持つフロントライトです。6段階のモードを用意しており、状況に応じて使い分けが可能。USB充電式で、IPX6の防水性能を備えています。
ライトに搭載されたセンサーが明るさと振動を感知し、夜間や暗い場所での走行時に自動点滅します。太陽光により充電が可能。また、停止した後も1分間点灯するため、信号待ちの間にも安心。
ロードバイクに乗るときに必要なライトについてご紹介してきました。夜間や暗い場所を走行する際や、車が多い場所を走行するときに必要になるため、自分のロードバイクにライトをつけていない、という方はすぐに装着しておくことをおすすめします。ぜひこの記事の内容を参考に、お気に入りのライトを見つけてください。