こちらの記事では、2023佐渡国際トライアスロン大会についてご紹介しています。大会の概要や見どころに加えて、2023年9月3日に開催された本大会の結果やレビューについてもまとめていますので、トライアスロンの大会に参加したいと考えている方はぜひチェックしてみてください。
画像引用元:佐渡国際トライアスロン大会公式HP
(http://www.scsf.jp/triathlon/)
2023佐渡国際トライアスロン大会の概要は下記の通りです。
・開催日
2023年9月3日(日)6:00〜21:30
※2023佐渡国際トライアスロン大会とともに、第27回トライアスロンロングディスタンス・ナショナルチャンピオンシップも同時開催されています。また、9月2日(土)に予定されていた第22回佐渡ジュニアトライアスロン大会は中止となりました。
・開催場所
新潟県佐渡市(スイム:佐和田海水浴場/バイク:【Aタイプ】佐渡一周、【B・Rタイプ】小佐渡一周/ラン:国仲地区)
・競技種目:
【Aタイプ】スタート6:00、スイム:4.0km/バイク:190.0km/ラン:42.2km/トータル:236.2km
【Bタイプ】スタート7:30、スイム:2.0km/バイク:108.0km/ラン:21.1km/トータル:131.1km
【R(リレー)タイプ】スタート7:30、スイム:2.0km/バイク:108.0km/ラン:21.1km/トータル:131.1km
※R(リレー)タイプは1人1種目の3人1チームで実施
【チャレンジクラス(小学1年生〜小学6年生)】スタート9:50、スイム:50m/バイク: - /ラン:1,000m/トータル:1,050m
【ビギナークラス(小学1年生〜小学6年生)】スタート10:05、スイム:100m/バイク:2,500m/ラン:1,000m/トータル:3,600m
【ジュニアアスリートクラス(小学4年生〜中学3年生)】スタート10:20、スイム:400m/バイク:5,000m/ラン:2,000m/トータル:7,400m
情報引用元:佐渡国際トライアスロン大会公式HP
(http://www.scsf.jp/triathlon/)
佐渡全域を舞台として繰り広げられる佐渡国際トライアスロン大会は、国内で行われる主要なトライアスロン大会の中でも特に過酷であることで知られてはいるものの、例年およそ2000人が参加するほどの人気です。日本全国から選手が集まるのはもちろんのこと、海外からの選手も参加しています。いくつかのコースがありますが、最も長い距離のAタイプの場合、佐渡の外周を一周する国内最長距離を誇るコースとなっています。
【スイムコース】
画像引用元:佐渡国際トライアスロン大会公式HP
(http://www.scsf.jp/triathlon/course.html)
【バイクコース】
画像引用元:佐渡国際トライアスロン大会公式HP
(http://www.scsf.jp/triathlon/course.html)
【ランコース】
画像引用元:佐渡国際トライアスロン大会公式HP
(http://www.scsf.jp/triathlon/course.html)
大会を支えているのは、各地から集まるおよそ5000人のボランティアと沿道からの応援。過酷なレースではあるものの、佐渡の雄大な自然を満喫できるのもこの大会の魅力となっています。特にバイクコースにおいては、ほぼ全ての道のりで海岸沿いを走るため、景観の良さを楽しむこともできるでしょう。
2023年9月3日、暑さの中2023佐渡国際トライアスロン大会が開催されました。ここでは、大会当日のレビューをお伝えします。
佐渡国際トライアスロン大会開催前日の9月2日には、佐渡ジュニアトライアスロン大会が開催される予定となっていましたが、今年の夏は非常に暑く連日熱中症警戒アラートが発令される状況。そのため、大会当日も暑熱環境が予想されたことから、8月31日に佐渡ジュニアトライアスロン大会中止決定の旨がアナウンスされています。
このことから、9月3日の2023佐渡国際トライアスロン大会の開催も危ぶまれたものの、大会当日早朝の4時から実施検討委員会が開催され、予定通り開催されることが決定されました。
当日の天気は晴れ、11時時点での気温は31.8℃、湿度80%で、水温は朝6時の時点で29.0℃となっていました。前回の2022年大会当日のデータを見ると、11時時点の気温が27.5℃、水温は朝7時の時点で28.0℃だったことからも、今年の大会は厳しい暑さの中、行われたといえるでしょう。 当日、競技開始前は少し肌寒く感じられる温度だったものの、大会開始時刻あたりからだんだんと気温が上昇し、ランの時間帯には日差しも強くなり30℃を超えるという状況。暑さの中、走り続けてきた参加者が水をかぶって体を冷やすという光景も見られました。
2023佐渡国際トライアスロン大会Aタイプ・Bタイプの参加者データは下記の通りとなっています。
・Aタイプ男子:スタート872名、完走者数606名(完走率69.5%)
・Aタイプ女子:スタート93名、完走者数57名(完走率61.3%)
・Aタイプ合計:スタート965名、完走者数663名(完走率68.7%)
・Bタイプ男子:スタート610名、完走者数571名(完走率93.6%)
・Bタイプ女子:スタート113名、完走者数111名(完走率98.2%)
・Bタイプ合計:スタート723名、完走者数682名(完走率94.3%)
当日は、海外からの参加者も含め1,758名が参加。スイムのスタート地点となる佐和田海水浴場に参加者が集結し、スタートの合図と共に一斉に泳ぎ始めました。その後、バイク~ランといったように競技が進められていきますが、沿道で待つ応援やボランティアからの声援に応えながらゴールを目指す姿が見られました。暑さが厳しい中でのレースとなりましたが、沿道からの声援は選手たちの心の支えとなったのではないでしょうか。
ちなみに2023年の佐渡国際トライアスロン大会には、スペシャルゲストとして競泳オリンピックメダリストの松田丈志さんが参加しています。松田さんは2018年、2019年、2022年にも佐渡国際トライアスロンの大会ゲストとして参加。Aタイプ・Bタイプともに完走した経験を持っており、2023年大会でもBタイプにて見事完走しています。
2023佐渡国際トライアスロン大会の概要と見どころ、当日の様子についてご紹介しました。暑さが厳しい中での大会となりましたが、全体の完走率(チャンピオンシップ、Rタイプも含む)は8割ほどとなっています。2020年から2021年を除き毎年開催されている人気の大会となっていますので、ぜひ来年の大会へのエントリーを検討してみてはいかがでしょうか。