高額な対価を支払って購入した大切なロードバイク。購入直後は可愛くて仕方がないので、毎日のように、細部までせっせと洗車をすることでしょう。
ところが月日が過ぎると、徐々に洗車の頻度が減少。中には、年に数回しか洗車しなくなってしまう人もいるとか…。
購入当初のように毎日洗車する必要は、もちろんありません。しかしながら洗車をしなくなってしまうことは、ロードバイクの健康維持には問題です。ここでは、ロードバイクの洗車の必要性や洗車の方法などについて詳しく解説します。
ロードバイクに洗車が必要な理由は2つ。「外観の美しさを維持するため」と「バイクの寿命を延ばすため」です。高いお金を出して買ったロードバイク。少しでも健康的な状態を長持ちさせるために、きちんと洗車を行いましょう。
「綺麗なロードバイクと汚いロードバイクのどちらが好き?」と聞かれたら、恐らくすべての人が、綺麗なロードバイクのほうが好きと答えるでしょう。だからこそ多くの人は、ロードバイクを洗車します。何の不思議でもありませんよね?
悪天候や悪路の影響だけではなく、条件の良い日に自転車を走らせたとしても、汚れは蓄積しています。外観の美しさを維持するため、こまめに洗車はしておきたいものです。
金属部分に付着した水分がサビを誘発することはイメージできますが、同様に、金属以外のパーツに付着した砂や泥もまた、それぞれのパーツを傷めてしまう原因となります。
洗車により、こまめにパーツの砂や泥を取り除けば、パーツの寿命を延ばすことが可能。ひいては、バイクそのものの寿命も延ばすことができます。
様々な専用グッズを使用しての洗車の前に、まずは日常的な車体の乾拭き(からぶき)が重要。汚れの放置時間が長ければ長いほど、その汚れは落としにくくなります。乗車直後にざっくりと車体に目を通し、気になった汚れはその場で乾拭きして取り除くようにしましょう。それらを習慣にしたうえで、定期的に本格的な洗車を行います。
ロードバイクを本格的に洗車するためには、いくつかの専用グッズを用意する必要があります。具体的には、以下のグッズを取り揃えるようにしましょう。
ロードバイクの洗車用グッズとして、上記がセットで販売されていることもあります。
以下、洗車の手順をご紹介します。自分でやりやすいように、手順の順番を変えても構いません。
以上、ロードバイクの洗車の必要性と具体的な方法について解説しました。
洗車をする際には、車体を間近に見ることになります。必然的に、車体の不具合の有無もチェックする形になることでしょう。トラブルの早期発見のためにも、こまめに洗車をするようおすすめします。