2024年4月14日(日)に宮古島で開催された「全日本トライアスロン宮古島大会」に参加してきました!レース当日の雰囲気や宮古島の魅力をお伝えします。
画像引用元:全日本トライアスロン宮古島大会公式HP
(https://tri-miyako.com/)
美しい宮古島を舞台にしたもので、毎年4月に開催されています。(※正式名称は「全日本トライアスロン宮古島大会」)
国内外から多くのトライアスリートが参加し、その特徴は「透明度の高い海と自然豊かなコース」にあります。
レースに挑戦しつつ、余裕があれば景色も楽しめる点が大きな魅力。
また、この大会は、非常に歴史が長いことでも知られています。
第1回の開催は1985年、有名な「佐渡国際トライアスロン大会」よりも先に始まっていることから、深い歴史を持つといえるでしょう。
さらに、海外のプロ選手も出場しており、「プロとアマチュアが一緒に走ることができる」という点も大きな魅力です。
当日の気象状況は晴れ、気温は25度、水温も25度となり暑さ対策が必要なほどでした。大会は、下記のスケジュールで進められました。
初上陸の宮古島。宮古島の魅力はまず「透明度抜群の海」です。スイムコースは、その透明度の高い海を泳ぐコースとなっており、水中にはサンゴ礁や魚が見えます。
キレイな海を泳ぐのは気持ちよさそうですが、潮目が厳しく見た目以上に苦しい3kmでした。
画像引用元:全日本トライアスロン宮古島大会公式HP
(https://tri-miyako.com/coursemap)
バイクコースでは、壮大な自然景観を楽しみながら走ることができます。
特に海岸線を走るセクションでは、どこまでも広がる青い海と空の光景が広がり、息を呑むほどの美しさです。
このように美しい景観を見ながら走れるのは、とても貴重な経験でしたが、アップダウンがあるため、地形との闘いに…。
画像引用元:全日本トライアスロン宮古島大会公式HP
(https://tri-miyako.com/coursemap)
さらに、島の温暖な気候も外せません。しかし、レース当日は快晴で気温も上がり、特にランのセクションでは暑さ対策が重要となりました。それでも沿道からの大きな応援や、エイドステーションで提供される冷たいドリンクが暑さを和らげてくれました。
画像引用元:全日本トライアスロン宮古島大会公式HP
(https://tri-miyako.com/coursemap)
やはり外せないのは、充実したエイド!
各セクションに設置されており、レース中も水分や栄養の補給をしっかりと行えます。
当日は暑さとの戦いでもありましたが、給水ポイントには冷たいスポーツドリンクやフルーツが用意されており、厳しい暑さを和らげるのにぴったりでした。
特に、冷たいシャーベットを提供するエイドステーションはランナーにとって大きな癒しスポットになっていました!
スイムですが、海のキレイさよりも、初めての宮古島の緊張感の方が勝っていました…。潮目が逆になると非常に苦しく、行きは問題なく進めたのですが、岸に戻るのが一苦労。目標としていたブイになかなか届かないばかりか、波も出てきて何とかちょっとずつ蛇行しながら進んだという感じです。
続いての約130kmのバイクは、想像以上に過酷なレースでした。
アップダウンが激しいコースだったため、体力の消耗が激しく、途中で何度も脚が動かなくなるのを感じました。特に後半は疲労からヘロヘロになり、エイドでの休息が唯一の救いでした。
大自然の中で風を切って走る爽快感や宮古島の景色の美しさに助けられつつも、肉体的には極限状態でバイクを終えました。
最後のランですが、開始前にはすでに体力の限界が近づいており、脚が重く全身が疲れ切っていました。
エイドでの水分補給やシャーベットが、ランでの唯一の救い…。
当日は厳しい暑さのため、脚が動かなくなる瞬間が何度もありましたが、沿道からの地元の方や観光客からの応援が大きな力になりました。
そして、ついにゴールが見えた時に感じた達成感は、それまでの苦しさを全て忘れさせるものでした。
非常に苦しい場面もありましたが、今回のレースを無事に完走できたことで、次に向けて行うトレーニングにも弾みがつきました!
今後は、「佐渡国際トライアスロン大会」や「九十九里トライアスロン(99T)」が控えていますので、引き続きトレーニングを頑張りたいと思います。
以上、2024年4月14日(日)に宮古島で開催された「宮古島トライアスロン大会」のレースレポートをお送りしました。
この大会は、なかなか苦しいながらも美しい自然と充実したサポートが大きな魅力です。そして、それを乗り越えた先に待っている充実感と達成感は格別でした。
さすが、国内でも指折りとされる大会。
また挑戦して成長していきたいですし、宮古島が好きになったので、今度はレースなしでゆっくり訪れてみたいと思います。