今回のブログ担当は浅井です!9月22日に千葉県の九十九里海岸で開催された九十九里トライスロン大会2019通称「99T」に
参加をしてきました。トライアスロン部メンバー2019年度の最終戦になります。
九十九里トライアスロン(略称:99T)は、千葉県九十九里海岸で開催される日本最大規模のトライアスロンレースです。 大会の特徴を一言で言うならば、「はじめてのトライアスロンにピッタリの大会」です。
カーブが少なく直線の有料道路を使用したバイクコースや、爽やかで心地よい海風を感じながらビーチサイドを駆け抜けるラン、すべてのコースがフラットなので初心者も安心してレースを楽しんでいただけます。※オフィシャルHPより引用
ちなみに山の神こと神野大地選手も今年の大会に参加しています。【https://www.triathlon-road.net/column/99t.html】
このサイトのコラムでも取り上げさせていただきました。
【山の神こと神野大地選手が九十九里トライアスロン2019にリレー参戦!】
全研トライアスロン部2019年度最終のレースです。(99Tで4大会目)昨年、リレーのバイクパートで大会に参加しましたが、今回は個人でしかもミドルです。
練習ではスイム、バイク、ランを続けて練習をしていなかったのですが、「何とかなるだろう」と軽い気持ちで考えていました。(後にレースで苦しむ)
大会前日に行われる競技説明会に参加するため、各メンバーは車や電車に分かれて九十九里へ移動し説明会場で合流。少し早めに着いたので会場になる海岸を見にいきました。
説明会場の「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ体育館」は美術館のような建物です。参加者が約1,000人ぐらい集まっていました。レースレギュレーションや天候などの詳しい説明がありました。
説明会の会場内ではトライアスロンのグッズを販売しており、気になるブースがいくつか物色。説明会終了後にそのまま宿泊するペンションへ向かいました。
今回お世話になった施設はペンション「小さな白い家」
【https://www.tocoo.jp/detail/1000624】
レース会場から5km圏内のとても立地のいいペンションでした。肝心のお部屋は...なんとプレイルーム(子供の遊び場)なる通路でした(笑)
立地条件が良いので大会参加者には人気のようです。なので宿泊人数の都合上、部屋が足りず4名は通路に布団を敷いて寝ることに・・・(4名、安藤さん、堀内さん、君崎さん、浅井)
トライアスロン部以外の団体以外のお客さんも泊まられており、僕たちの寝床となる通路を通るたびに「こんにちは」と挨拶。これは新感覚でした。
夜はイケメンこと木村さんのおすすめ、フード&バー「カーニャ」にて食事(メキシコ料理っぽい?西洋各国料理)をしました。
その日行われていたラグビーワールドカップのニュージーランド対南アフリカ戦を観戦しながらのワイワイと楽しい食事になりました。
ペンションに戻り、翌日のレースの準備をしているとそこへYouTuberほりすけが登場!!(堀内さん)補給食や、翌日朝の食事について実況動画を撮影して、皆でリラックスムードで"通路"暮らしを楽しみました。
4:30起床。ペンションで用意をしてくれた朝食はオムライスとみそ汁でした。早朝にも関わらず選手向けのガッチリ朝食に感謝です。
早朝にはまぶしいTシャツのほりすけも登場、食事風景を動画撮影していました。その後、朝食を済ませ皆でレース会場へ向かいました
レース会場に入りバイクをセッティングしていると「試泳の時間はあと10分で締め切ります」というアナウンスが流れたため、慌ててウェットスーツを持ってスイム会場まで走りましたが...間に合いませんでした
99Tはトランジットエリアとスイム会場が結構離れているので気を付けないといけないですね。そんなこんなで試泳をしていない不安を残しつつスタートへ向かいました。
今回のレースの大まかなプランを考えました。
スタート前のリラックスムードを楽しむ間もなく、あわただしく準備をしているとあっという間にスタート時間になっていました。
今回のレースはエイジ別にスタートの順番が違います。私は20~39歳の第2Wave。砂浜から走って入水というのは結構つらいです。
人数の割に思っていたほどスタートの混雑がなく、無事にインコースに入れました。コースは水中に張ってあるロープを目印にひたすら泳ぎます。
トライアスロンあるあるですが、スイム中のアクシデントで前の人に2回顔面に蹴りを入れられゴーグルが外れかけました。
2km泳いだあたりから首と腕回りに染みるような痛みが...レース後確認したところ、擦れてかさぶたになったところに海水が染みたみたいです。
ゴールまで残り300mあたりで波が急に高くなりました。波の影響が出る前にスイムパートを終えることができて良かったです。
海から上がると、「先頭と10分差です!まだまだ追いつけます!」との実況アナウンスが。すぐ後ろにいた堀内さんと「10分差だって!」と話しながらトランジットへ向かいスイムを終えました。
トランジットでバイク用のシャツとパンツを履いている間に堀内さんはバイクにまたがっていました(早い!)
私はもたもたしつつ、バイクパートをスタート。今考えると、ここから既にバイクパートの苦しさが始まっていました。
スイムのタイムが早かったこともあり、後続から来た選手にどんどん抜かれ、、、結局今回のバイクパートは抜かされるのみで一人も抜いていません。
はじめは予定よりも少し速い34km/hで入りましたが、周りの選手はもっと速く全く追いつくことができません。周りの選手に焦り我を忘れオーバーペースで走っていました。
結果、50kmを超えたあたりから肩回りに激しい痛みが出てしまい、エアロポジションをとることができず上体を上げて走るためさらに失速。
遮蔽物がない海岸線の直線コースなので、向かい風の影響をもろに受けボロボロになりながらバイクパート終了しました。
トランジットに入り、Tシャツに着替え出発。ここからハーフマラソンは地獄です。キロ6分ペースでランをスタート。
ランパートは沿道の人がよく見え、応援に来てくれているメンバーの声援が励みになりました。本当に励みなりました!ありがとうございます。
体力を振り絞って走ること15キロ、強烈な尿意に襲われ仮設トイレへ駆け込みました。(結果的にこのタイムロスが...) 折り返し後の直線が長く感じるほどヘロヘロでした。「この直線こんなに長かったっけ..」と独り言をつぶやきら走っていました。
18km地点のエイドでレッドブルを飲んで翼を授かり?少し元気になりました。19km地点あたりからコースが浜辺になるため横風と砂に苦しみ最後の力を振り絞ってなんとかゴールへたどり着きました。
ゴールまでの100m歩きたい気持ちでいっぱいでしたが周りからの声援に後押しされなんとか走りきってフィニッシュすることができました
ゴール直後今までのレースではなかった感覚「早く座りたい・・・」ふらふらしながらトライアスロン部メンバーのもとへたどり着き応援メンバーとハイタッチ!この瞬間だけはレースの苦しさを忘れさせてくれます。
リザルトを見て、7秒差で他のトライアスロン部のメンバーに負けていました。(トイレを我慢すれば...)さらに選手用の屋台にお茶をもらいにいったら売り切れ。
お腹がすいているので食べようと思ったカレーも疲労から食欲がわかず半分で断念。完走後のメンバーからは「顔がひどい」と言われ(どういう意味でしょうか...)とにかく散々な結果でした。
そんなこんなしているうちに他のメンバーも続々とゴール。トライアスロン部全員完走しました。本当にお疲れさまでした。
今回のレースは3連休の真ん中だったのでメンバーの一部はもう一泊し翌朝に木村さんのサーフィンスクールに参加をしました。
私は片づけを済ませ帰路へつきました。途中で奢っていただいたラーメンがこの日一番美味しく感じました。
私の2019年トライアスロン最終戦は色々な学びの収穫があるレースでした(ポジティブ)この失敗を糧に来年はチーム上位に食い込めるようにオフトレーニングを頑張りたいと思います。今年一年ありがとうございました!
<大会公式リザルト>https://www.99t.jp/