2024年シーズンも無事に終了。今年もさまざまなレースに参加することができました。ここから、2024シーズンに参加したレースをひとつずつ振り返ります。
今年も数々のトライアスロン大会やロードレースに参戦し、宮古島や佐渡の大自然を舞台に走り抜きました。それぞれのレースが新たな発見や成長につながり、充実したシーズンとなりました。ここからは、それぞれのレースを振り返り、挑戦の軌跡を解説していきます。
2024年の初レースは、1月に開催された「第43回フロストバイトロードレース」。このレースは米軍キャンプ地内で行われ、戦闘機や輸送機を横目に滑走路を走るという、他では味わえない特別な雰囲気が魅力です。
ただし、今回は天候に悩まされたレースでもありました。当日の天気は大雨。
スタート時間の10時には冷たい雨が降り続き、体を冷やさないよう気を付けながらのランとなりました。水たまりを避けることに集中しつつ、沿道で応援してくれる陽気な米兵スタッフの声援に背中を押され、なんとか走り続けました。
11時半頃、雨が止んだ瞬間にはほっとした気持ちになり、ペースを上げようと考えたものの、その直後にゴールへ。結果よりも、過酷なコンディションを乗り越えたという達成感が大きく心に残るレースでした。
そして、フロストバイトロードレースならではの楽しみも満喫。
今年はついに、念願のチーズバーガーをゲット!4年目の参加でようやく味わうことができました。ゴール後の疲れた体に染み渡る美味しさは、格別でした。また、ノベルティのスウェットも手に入り、記念として嬉しい1枚になりました。
振り返ると、困難な天候にもかかわらず、多くの応援やレース後の特別な体験のおかげで、このレースは2024年の素晴らしいスタートを切るきっかけとなりました。
3月は、「2024板橋Cityマラソン」に参戦しました。このレースは好天に恵まれ、絶好のマラソン日和となりました。
板橋Cityマラソンは河川敷を走るコースで、風が気になる場面もありましたが、アップダウンやコーナーが少なく、非常に走りやすいのが特徴です。さらに、制限時間が長めに設定されているため、幅広いランナーが参加できる点も魅力です。
今回のレースには、オフィスから8人、トライアスロン部から2人の計10人が参加しました。気温が高かったことも影響し、結果は「そこそこ」といったところでしたが、シーズン初期の調整レースとしては十分に役割を果たせたと感じています。
4月は、「全日本トライアスロン宮古島大会」に初参戦。
この大会は1985年に第1回が開催され、国内外から多くの選手が参加する歴史あるイベントです。プロ選手と同じコースで競えるのも魅力のひとつで、透明度の高い海や自然豊かなコースが特徴です。
初めての宮古島で、緊張感を抱えながらスイムからスタート。透明な海に感動しつつも、レースの過酷さはその後のバイクで実感することに。130kmのバイクコースはアップダウンが激しく、体力がどんどん削られていきました。途中で脚が動かなくなる感覚を何度も味わいましたが、何とか乗り切りました。
続くランでは、脚が限界に近づく瞬間が何度もありました。それでも、沿道からの温かい声援が大きな力となり、前に進むことができました。そして、ゴールが見えた瞬間、それまでの苦しさが一気に吹き飛ぶほどの達成感に包まれました。
非常に苦しいレースでしたが、無事に完走できたことは大きな自信につながりました。
6月は、千葉県木更津市で開催された「きさらづトライアスロン」(通称:キサトラ)に参戦。今年で3回目の出場となるこの大会は、アクセスの良さとフラットなコースが魅力の人気イベントです。
スイムでは風の影響を受けることなく、安全にフィニッシュ。
その後のバイクパートでも風の影響がほとんどなく、スタミナをしっかり温存しながらランへと移行することができました。ランパートでは照り返しによる暑さを感じる場面もありましたが、給水や水をかけることで暑さ対策を徹底しました。
滑走路を走るフラットなコースでは、アップダウンがないため、ペースを上げたくなる気持ちを抑えながら安全に完走しました。
東京からのアクセスの良さも、この大会の大きな魅力です。
ロードバイクをそのまま乗せられる専用列車が運行されているため、都内からの参加者にとって非常に便利な大会となっています。個人的にも好きなレースのひとつであり、来年もぜひ参加したいと思える大会でした。
9月は、佐渡島で開催された「佐渡国際トライアスロン大会」に参加しました。
この大会への参戦は2022年、2023年に続き3度目となります。今年は大会当日に台風10号が最接近する予報が出ており、開催可否が気になる状況でしたが、当日は穏やかに晴れた天候のもと、無事にスタートを迎えることができました。
スタート時のコンディションは良好でしたが、レースが進むにつれ、ランの時間帯には気温が上昇し、暑さが体力を奪う場面も。エイドステーションで氷や水を使いながら体を冷やし、クールダウンを徹底して走り切ることができました。
佐渡国際トライアスロン大会は、「日本3大レース」と称される規模の大きな大会です。コースから望む雄大な自然の景色は圧巻で、特に多くのボランティアや沿道から応援してくれる方々の声援は、この大会ならではの魅力です。今年もその温かさに背中を押され、最後まで走り抜くことができました。
佐渡の壮大な自然と人々のサポートを改めて感じることができた今回のレース。来年もまたこの地で挑戦したいという思いを胸に、次なる目標へと向かいます。
2025年シーズンも例年と同様に、以下のトライアスロン大会への参加を予定しています。
4月:宮古島トライアスロン大会
6月:きさらづトライアスロン
9月:佐渡国際トライアスロン大会
10月:99T九十九里トライアスロン大会
それぞれの大会でしっかりと成果を残せるよう、シーズン前から計画的なトレーニングに取り組む予定です。今年も、さまざまなレースに挑戦する中で多くの経験を得ることができた充実したシーズンでした。
2025年も、さらなる成長と挑戦を目指して準備を進めていきます。