冬が終わってだんだんと気温も高くなり、さまざまなレースが行われる時期になってきました。私は3月13日(日)に横田基地内で行われる予定の「第41回フロストバイトロードレース大会」にエントリーし、これまで大会に向けた練習も着々と積んできました。しかし大会を1ヶ月前に控えた2月、新型コロナウイルスの影響によってリアルでの大会が中止されることが発表されました。
コロナ渦での中止は仕方のないことですが、この大会を目指し、練習してきた成果を発揮できる場がなくなってしまったのはとても残念…、と考えていたところ、やはりみんな練習の成果をどこかで発揮したい!と思うメンバーが集まり、本来レースが行われるはずだった3月13日当日に、独自のレースを開催することにしました!
日ごろの練習成果を出すために、独自のレースを開催することにした私たち。
その名も「全研JOG部ハーフマラソン大会」in小金井公園!
当日のコースは、小金井公園のおよそ5kmのコース×4周+αのハーフ大会とすることとしました。
ちなみに、リアルのフロストバイトロードレースは中止になってしまったものの、代わりにオンラインでのバーチャルレースが開催されていました。
このバーチャルレースでは、スマホで大会連動型トレーニングアプリ「TATTA」を使って走った距離を計測します。レースに参加したい場合にはこのアプリをダウンロードし、定められたレース期間内にスマホでアプリを起動して走る(またはGPSウォッチと連動させて走る)ことで、走行距離が自動でカウントされていき、エントリーした距離を走りきれば完走、ということにとなります。
せっかく当日走ることになったのですからこのバーチャルレースにもエントリーしつつ、3月13日にハーフマラソン大会を決行しました!
そしてついに、待ちに待った「全研JOG部ハーフマラソン大会」の当日がやってきました。
この日の参加者は、なんと総勢23名!参加メンバーの中には、初めてハーフマラソンにチャレンジするメンバーもいましたし、4月に開催されるウルトラマラソンの調整のために参加したというメンバーもいました。当日、「ZENKEN」がデザインされたお揃いのTシャツを着ると大会の雰囲気が出て、テンションも上がってきます。
さらに、独自レースにも関わらずJOG部の皆様によって作成されたしおりやYouTubeといった事前準備も、とても素晴らしいものでした。このしおりを見れば、どのコースを走ればいいかが一目でわかります。
そして、なんと!大会にはつきもののエイドも設置されていました!これは応援メンバーによって運営されていたものです。スタート地点と2.5km地点の2ヶ所にドリンクが用意されていました!このように、万全の準備が行われた中で、レースを開催することができました。
いよいよレース開始。
当日は非常に天気の良い日曜日だったことから、会場となった小金井公園にはたくさんの人が訪れていました。
たくさんの人が歩いている中でも、コースを間違えずに走ることができるようにルートチェック用のマーカーまで置かれていました。本当に細かい配慮がされており、感謝しながら走っていきます。とても天気が良く、3月にしては暑すぎるくらいの天気だったこともあり、エイドも完売したそうです。
そしてレース結果は…さまざまな人の応援もあって、初めてハーフマラソンに参加した人も含め23名全員が無事にゴールできました!
走り終わったメンバーはみんな笑顔でゴールテープを切っていました。
私設レースにも関わらず、本格的なゴールテープまで用意されていました!メンバーそれぞれが練習の成果を発揮できたようで、いい笑顔でした!
次回予定しているレースは、4月17日(日)に行われる「第32回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」です。
この大会は、富士吉田市、富士河口湖町、山中湖村、忍野村、身延町を通るコース設計となっている点が特徴。
さまざまな種目があり、例えば「FUJI 4LAKES 100km」では富士五湖のうち本栖湖を除いた四湖を走るコース、「FUJI 3LAKES 62km」は山中湖・本栖湖を除いた三湖を走るコース。何といっても世界遺産である美しい富士山を眺めながら走れる、という点が大きな魅力の大会です。
綺麗な景色とは裏腹にフルマラソン越えのレースは恐怖でしかないため、気を抜かずにしっかりとトレーニングをして臨みたいと思います!