2024年がスタートしました。そこでこちらの記事では、2024年の最初のレースとなった「第43回フロストバイトロードレース」のレポートをお送りします。
2024年が明けました。今年は年始から能登半島の地震や航空機の事故など心が痛むことが続きました。犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々や地域の1日も早い復興をお祈りしております。
画像引用元
(https://yokota-frostbite.com/)
さて、今回のブログでは、2024年1回目のレースレポートをお送りします。
オフシーズンは、トレーニングを兼ねていくつかマラソン大会に出る計画です。まずは1月21日に開催された「第43回フロストバイトロードレース」に参加してきました。
「フロストバイトロードレース」とは、東京都福生市の横田基地で開催されるレースです。開催場所が米軍キャンプ内であることから、入場するにはパスポートなどの身分証明証や持ち物検査が必要である、という点が特徴的です。
さらに「走るコースがキャンプ内」という点もレースの大きな特徴となっており、アメリカの街のような居住エリア、戦闘機や輸送機などを横目に滑走路を走ったりします。
レース中はキャンプの人たちが応援してくれます。イベントエリアではアメリカンフードも楽しみのひとつ。ハンバーガーやホットドッグ、ピザなどが人気で、すぐに売り切れてしまうほどです。
またこのレースはノベルティのスウェットも大人気。ノベルティを目当てに参加する人もいるほどです。
年始から寒くなってきたものの、天気は良かった1月。しかし、レース当日は雪予報となっていたため、開催も危ぶまれていました。
そして当日の天気は大雨となっており、11時30分までは1mmの雨の予報でした。
レーススタートは雨確定の10時。オフィス内でも約20名がエントリーしていましたが、雨に濡れる覚悟のある人だけが参加することに。結果、当日の参加者は7名でした。
大雨の影響で全体の参加者も減っていたと思いますが、いざレース開始!と入場ゲートに向かうと長蛇の列。キャンプの入り口からセキュリティチェックが終わるまでに40分もかかりました。少し遅く到着した人はチェック完了まで1時間以上かかったり、スタートが間に合わない人まで出たそうです。
これは、雨のためにチェックができるゲートが限られてしまい、当初の想定以上に時間がかかったことが影響したようです。
この日は、雨のレースに備えて「少しでもシューズが濡れないように」とシューズカバーを用意していたのがとても役に立ちました。100円ショップで購入したポンチョを着用し、そして保湿効果を期待して身体中にワセリンを塗り、スタート直前まで、できるだけ濡れないように準備をしていました。
雨のレースにもかかわらずたくさんの参加者がスタート地点に集まっていたこともあり、ざわざわしていたせいか、いきなりレースがスタートしていたことに気がつきました。
この日のレースで注意したことは、体が冷えないようにある程度スピードを出し心拍を上げておくこと、そして水たまりは可能な限り避けること。もしシューズが序盤に濡れてしまうとマメなどができやすくなりますし、何より心が折れやすくなってしまうので、注意する必要があります。
今回のレースは新しいコースを走りました。
まず、序盤は居住エリアの街並みを見ながら走り、その後は滑走路に出て走りました。ここ数年は輸送機や旅客機は少なかったのですが、今年はたくさん並べられていました。中にはオスプレイも置かれていたため、参加者の中では写真を撮る人も。しかし滑走路内の撮影はNGとなっているため、注意されていました。
滑走路を走っている間は遮るものもなく、雨風がより強く感じられました。そして今回のエイドは水のみでした(以前はゲータレードが用意されていた記憶があります…)。
画像引用元
(https://yokota-frostbite.com/course/)
途中のコースは入り組んでいたため、5kmレースに参加していた人やレイトスタートの人たちと混ざりながら走ることになりました。沿道では、かなり陽気な米兵スタッフが応援してくれるためテンションも上がります!
レース途中、天気予報の通り11時30分頃には雨も上がったため、そこでようやくポンチョを脱ぐことができました。天気が良くなったのでペースアップをしようと思ったのですが、そこでゴールとなり、「あれ?もう終わり?」という印象でした。Garminの表示を見ると「19.3km」。毎回少し短いと耳にしてはいたものの、こんなアバウトなところもフロストバイトレースの魅力といえるのではないでしょうか。
ゴールした時にバナナが配られていました。これがめちゃくちゃ美味しく「さすがアメリカっ!!」と感じました。そしてチームでテントを用意していてくれたので、ゴール後に荷物預けの長い列に並ばずに着替えられたのは嬉しかったです。
そして4年目の参加となった今回は、なんと初めてチーズバーガーを食べることができました!
毎回レースが終わると売り切れだったので、これまでは食べることができませんでしたが、今回は見事ゲット!このチーズバーガーがさらにアメリカ感をアップさせてくれました。
実は、ノベルティのスウェットだけもらって帰ろうかという気持ちも70%くらいありましたが、チーズバーガーも食べられましたし、結果走って良かったと思っています。
ちなみに毎年人気のスウェットですが、今年の色はパープルでした。このデザインと素材の良さが人気の秘密かと。これまで4回参加しているので、スウェットも4枚揃いました。
来年はグレーかカーキあたりであれば参加しようかなと思っています。
大変な天気でしたが、何はともあれ最初のレースは完走!2024年最初のレースレポートでした。