2022年、2023年に引き続き、今年も「佐渡国際トライアスロン大会」に出場してきました。今回は、2024年9月1日(日)に開催されたレースのレポートをお送りします。
画像引用元:
(https://www.scsf.jp/triathlon/)
佐渡国際トライアスロン大会は、毎年佐渡全体を舞台に開催されている人気のレースです。参加選手は約2,000人規模で、日本全国から集まる選手に加え、海外からの参加者も多くいます。いくつかの種目が設定されていますが、Aタイプ(ロング)では佐渡の外周をほぼ一周するコースとなり、豊かな自然の中を駆け抜けることができます。
大会当日は佐渡全体がトライアスロン一色となり、約5,000人のボランティアが大会を支えます。さらに、沿道からの多くの応援が、出場者にとって大きな励みとなることも、この大会の魅力です。
ここで、2024佐渡国際トライアスロン大会の概要を紹介しておきます。 開催日時:2024年9月1日(日曜日) ※雨天決行
8月末に発生した台風10号が、大会当日の9月1日から2日にかけて佐渡に最接近する予報となっていたため、開催が危ぶまれる状況でした。
数日前から大会のホームページを逐一チェックし、開催されるかどうかハラハラしながら見守っていました。
大会開催の発表が行われたのは、直前の8月29日の夜。ただし、レースは開催されるものの、9月2日に予定されていた表彰式や閉会式、パーティーなどは中止となることがアナウンスされ、例年とは異なる対応がとられました。
また、台風の影響により出場辞退を決めた人には、期限内に辞退申請フォームから申請することで、2025年大会の優先出場券が付与されるという配慮もあったようです。
当日は穏やかに晴れた中でレースがスタート。 佐渡トライアスロンAタイプのスイムは、佐和田海水浴場を会場に4kmの距離で行われました。予定通り6時にスタートし、泳いでいる途中ではクラゲが多いエリアもあり、刺された人もいたようです。
大会当日の水温は29度で、海はベタ凪。過去のレースと比較しても、一番穏やかだったと感じたベテラン選手もいたようです。
佐渡国際トライアスロン大会のバイクコースは190kmで、佐渡をほぼ一周する設定になっています。2024年大会からは、バイクの検車制度が導入されたり、赤泊ASが廃止されたりと、いくつかの変更がありました。
バイクスタート直後は、ランコースにもなっている海岸線を走ります。
スタート時は向かい風でしたが、レース中盤は基本的に追い風でした。暑さが心配でしたが、この日の天気は曇り時々晴れで、それほど暑さを感じることなく、気持ちよく走ることができました。沿道からは地元の方々の声援が送られ、それが大きな励みとなりました。
コースには数カ所アップダウンがありますが、160km地点の小木の坂まではほぼ平坦です。小木の坂では淡々と登り、その後の下り坂で海岸に出ると、強い横風を受けました。残り10kmあたりからは向かい風が強くなったので、注意しながらゴール地点を目指しました。
最後のランは、佐和田海岸を走る42.2kmのコースです。
昨年は7kmを6周回する形式でしたが、今年は10.5kmを4周回するコースに変更されました。
この時間帯になると気温が上がってきたため、暑さ対策が必要でした。トランジションでの準備を終えてランをスタートすると、すぐにエイドステーションがあり、そこで水をかぶったり、袋に入った氷をもらったりしてクールダウン。こうして暑さに気を配りながら走り切りました。
公式からの発表を確認してみると、当日の天候は晴れ、気温は28.5℃、湿度は81%でした。完走率などのデータは下記の通りだったようです。
今回参加した2024年の佐渡国際トライアスロン大会は、「日本3大レース」とも呼ばれており、改めてその規模の大きさや素晴らしさを感じました。多くのボランティアや沿道で応援してくださる方々の声が大きな励みになり、さらに佐渡の雄大な自然の中で競技ができることも、この大会の大きな魅力です。