2022年4月17日(日)、トライアスロン部メンバーで「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」に参戦してきました。今回のブログでは、この日の戦いについてご紹介していきます。
「ウルトラマラソン」とは、フルマラソンの42.195kmを超える距離を走るマラソンのことをいいます。ちなみに距離の上限は決まっていません。世界中で様々なウルトラマラソンが開催されていますが、今回参加したのはその名の通り富士五湖を駆け抜ける「チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン」。
この大会は、2020年大会が中止になって以来、3年ぶりの開催。待ちに待った開催に、4,200人ものランナーがエントリーしたそうです。
さて、ついにスタート時間が近づいてきました。まだ小雨がぱらついている中、スケジュール通り、7時15分にスタート!気温は高いよりも低めの方が、体力が奪われにくいので、走りやすいのです。
今回のウルトラマラソンの目標としては、タイムは狙いません。あくまでも完走を目的としているので、フル(42km)までは5”50の設定にしました。
さて、5.2km地点には最初のエイドがあります。この富士河口湖町民グランドで応援隊と合流。ここでトイレに入ろうか迷いましたが、最初のエイドなので非常に混み合うのです…。実は前回、トイレ待ちをして20分以上時間を取られ、足切りにあったメンバーもいたので迷いどころ。
考えた結果、とりあえずスポーツドリンクで水分を補給するのみにして、トイレには寄らず。そして雨が上がっていたので、レインコートを脱いで汗冷え対策をしてまた走り始めました。
晴れていれば富士山が美しく見えるのですが、この日はあいにくの天気で富士山は見えません。でも今は桜の季節。とても美しい河口湖の景色を見ながら走っていきます。
始めの足切りポイントである、18.3km地点の「足和田出張所」に到着。途中のエイドでしっかりと休んだものの、ここまで5”57のペースです。これはちょっとペース速めかも?とは思ったのですが、体力は残っている、天気も悪くない。ということで、このペースを維持することにしました。
ここのエイドでは、ちょっとゆっくり休憩。応援隊が持ってきてくれた、フルーツがありがたかったです。パイナップルとイチゴがとても美味しかった…!およそ7分間休んで、再びスタートしました!
ここから先は、本栖湖に向かう登りです。体感で2kmくらい登りが続きますので、さすがに少し歩きました。この辺りの天気は曇ってはいたものの、風もなく湖面がとてもきれいでした。風がないのは走りやすいですし、何より美しい景色が見られるとテンションも上がります。
そして、24.9km地点にあるのは、ウルトラマラソンの名物エイド「西湖野鳥の森公園」。ここでは吉田のうどんが食べられるのですが、またこのうどんが美味しいんです。そしてここまでのペースを確認すると、6”11ペース。相当順調にきていますね。
エイドを出発して、次の精進湖までの道のりは細い一本道。
それに、ペースを落としたせいか左足のふくらはぎに違和感が…。普段走っているペースよりも1分以上遅いペースということで、使う筋肉も異なることが原因でしょう。
ところで、ウルトラマラソンを走る場合には「食べること」はとても大切です。今回は、この時点ですでにトイレに3回行っていますが、少し落ち着いてきたので食べることもできていました。
ここから先、もう一度西湖で折り返し、フルマラソン地点のチェックポイントである、42.6km地点の「西湖公民館」に到着しました。ここまで少し歩きを入れているせいか、左足の違和感が取れないことが悩みのタネ。そのため、ランも入れながらだましだまし進んできましたが、ここでロキソニンを2錠入れました。
少し足に違和感が残っていますが、この時点で残り20kmを切っていましたので、完走はできるはず、そう信じて再度スタートしました。
走っているうちに河口湖が見えてきました。ここまで戻ってくると、建物や人が増えてきますのでちょっと元気になります。
54.7km地点の最終チェックポイント「富士河口湖町役場駐車場」に到着。体力は残っているものの、左足の違和感…ちょっときつかったです。
なので、上りは歩き、下りは軽いジョグで進んでいきましたが、最後の直線はおよそ2.5kmの登り…これが辛いんです。ここは、半分以上歩いてしまいました。
この坂を登り終えても、まだゴールは先。およそ2km山道をぐるぐる走り、ようやく競技場に入ります。すると、自分専用のコメントがアナウンスされるのが聞こえ、8’43’55(8”27)でゴール!!
レース終了後は、富士急ハイランドホテルの温泉に入って帰宅しました。
今回の振り返りとしては、練習はしていたもののスローペースに体がついていかず、体力が奪われてしまいました。だからこそ、次に参戦するときには6分で走りきる体を作るぞ!と決意。次は、100kmの部に参戦でしょうか???
しかし、このようなレースを開催するのが難しい状況の中でも今回開催してくださったことに感謝です。
次は、トライアスロンへの参戦を予定!レポートもする予定ですので、ぜひ楽しみにしていていただければと思います。