このページでは、トライアスロンの種目であるバイク(ロードバイク)をする上で揃えておくべきグッズを紹介しています。
バイクグッズリスト
トライアスロンにおけるバイクは、ロードバイク本体だけでなくグッズの良し悪しが特に影響するパートといえます。そこで、バイク本体以外で買っておくべきグッズをご紹介していきます。
ロードバイクは軽くこぐだけでも時速20〜30kmは優に出る上、レースともなれば時速50〜60kmを超えることもありますので、万が一落車などの事故があった場合、大きな怪我に直結します。
そのため、トレーニング・本番に関わらず、ロードバイクに乗る際にはヘルメットは必ず着用しましょう。
なお「JTU競技規則」の第85条のなかで競技用硬質ヘルメットの着用義務が明記されていますので、レース参加においては必須とお考えください。
ヘルメットを選ぶポイントは「安全性」と「軽さ」です。
安全性とはつまり、安全基準をクリアしているだけでなく、自分の頭にぴったりフィットしているかどうかということです。サイズが合っていないと、転倒した際などに脱げてしまう危険性があり、頭部を守る役割を果たしません。
また、レースでは長時間ヘルメットをかぶり続けることになりますので、できるだけ軽量なものを選ぶとよいでしょう。
軽量で且つサイズがぴったりのものであれば、長時間着用していてもそれほど負担は感じないはずです。
ヘルメットの値段はピンキリですが、高額なヘルメットほど、サイズが豊富で安全基準を高いレベルでクリアしているものといえます。
なお、デザインについては、メーカーによって様々な形状のものが発売されていますが、極端に安いものでなければ空気抵抗にそこまで大きな違いはありません。
そのため、デザインや色など、最後はご自分の好みで選んでみてください。
2万〜4万円
サイクルシューズとは、ビンディングペダルとシューズを固定するためのクリートを装着できるシューズのことです。
ペダルとシューズを固定することにより、通常の自転車がペダルを「踏む」力だけで推進するのに対し、ペダルを漕ぐ際の「上に引く」力が加わり、より効率よくパワーを伝えることができます。
サイクルシューズとビンディングペダル共に、高額な方が軽量でペダルの回転がスムーズ、さらに双方の固定力が強いといえます。
価格については予算との兼ね合いもあるかと思いますので、まずは平均的な価格のものを選んでおけば良いでしょう。
なお、ビギナーの大会であれば、クリートで固定しないフラットペダルを使っている方もいらっしゃいます。
タイムよりもまずは完走ということであれば、とりあえずフラットペダルではじめてみて、必要性を感じたらサイクルシューズとビンディングペダルの購入を検討しても遅くはないと思います。
サイクルシューズ1万〜4万円、ビンディングペダル5,000〜5万円
サイクルグローブの役割は転倒の際に手を守るだけではなく、パッドが入っているものであればハンドル・ブレーキレバー・シフトレバーとの摩擦軽減や、路面からの衝撃を吸収してくれるなど、ロングライドでの疲労を軽減してくれますので、ヘルメット同様、必ず揃えておきたいグッズです。
疲労軽減のためにパッドが付いているものを選ぶべきですが、パッドが分厚すぎると握る部分が太くなってハンドリングに支障が出ることもあります。
なお、手の感覚を大事にしたいという方は薄めのものを使っているようです。
種類についても、夏用・冬用、オープンフィンガー・ハーフフィンガー・フルフィンガーなど様々。
まずは使いやすい夏用のオープンフィンガーを購入し、余裕があれば用途に合わせて揃えると良いでしょう。
5,000〜1万円
時速・ケイデンス・走行距離などを計測できるサイクルコンピューターも、トライアスロンには必須です。トレーニング・本番ともに活躍してくれます。
最低限必要なデータは時速と走行距離ですが、トレーニングとしてペダリングスキル向上のためにケイデンスが測れる機種を選ぶようにしましょう。
初心者であればエントリークラスで充分です。さらに基本項目以外にもナビゲーションや気圧計・加速度計などを搭載したGPSモデルもありますので、目的に応じて購入を検討してみてください。
3,000〜2万円
時速30〜60kmものスピードを裸眼で走るのは眼球を傷つける危険性がありますので、サングラスは必須です。
ただし、トライアスロンはランもありますので、ランニング用サングラスの兼用でも問題ありません。
身に付けるもの以外では、予備チューブ・タイヤレバー・ミニポンプやツールセットなどを準備しておくと、パンクなどの急なマシントラブルにも対応できて便利です。
今回、取材協力をしてくれた西田さんを始め、スタッフの多くが自転車競技で成績を残してきた選手。
店長は、選手としての成績だけでなく、GIANT JAPAN Racing Teamにて、監督兼メカニックとしてファクトリーチームを牽引。
競技者目線での自転車選び・アドバイスが魅力。
アクセス:横浜市営地下鉄「センター南」駅 徒歩5分