体幹やインナーマッスルといった、目に見えない箇所を鍛える時等にも用いられることが多く、ダイエットにも取り入れられるバランスディスク。効果的に活用すれば、自宅でも高い効果を発揮してくれます。本記事では、そんなバランスディスクの効果やお勧めの製品などをご紹介していきます。
バランスディスクというのは、トレーニングアイテムの1つであり、不安定なディスクの上に乗ってバランスを取ったりして使用します。元々はリハビリ用として医療用に使われており、バランスクッションやアジリティディスクとも呼ばれています。 主な効果として、体幹を鍛えられるのが挙げられます。不安定な面に足を乗せる事で自然にバランスを取って乗ろうとする体の動きを利用し、体幹を鍛えて胴体の筋肉を整え、バランス力が向上するのです。 2つ目に、インナーマッスルが鍛えられます。大胸筋や腹筋などとは違って体の奥の方にある筋肉の事であり、これも不安定なディスクの上に乗ることで自然と内側にあるインナーマッスルを刺激できます。さらに、骨に近い部位にある分、姿勢の矯正などにも効果を発揮します。
この様に、バランスディスクというのはただ単に不安定なディスクの上に乗ってバランスを取るだけのアイテムではなく、インナーマッスルや体幹を鍛えられたり、姿勢を良くできるなど様々な効果があります。
続いて選び方についてですが、まず種類を確認してみましょう。バランスディスクには大きく2つの種類があり、1つが「クッションタイプ」です。空気を入れて利用し、名前通りクッションのように柔らかいのが特徴です。 ディスクに入れる空気の量を調整する事で、バランスを取る難易度を自分で変える事が出来ます。椅子の上にクッションの代わりにおいて使い、テレビを見るなどのながらトレーニングが出来るなど、使い勝手は良好です。
もう1つが「ボードタイプ」のバランスディスクです。こちらはプラスチックや木を素材に使ってできているものであり、硬めです。クッションタイプと比較するとバランスを取りながら乗るのが難しめで、より筋肉に負荷をかけたい中級、上級者向けと言えます。
2つ目は、ディスク本体のサイズです。バランスディスクのサイズというのは、一般的には30㎝から40㎝のものが広く出回っています。基本的にこのサイズの範疇に収まっているものであれば、誰でも無難に使う事が出来るでしょう。 ただ、体格や用途を考えると、自分に適しているディスクのサイズが変わってきます。例えばディスクの上に座って使う場合、女性だと直径は30㎝前後のものが使いやすく、部分的なトレーニングにも利用できますのでお勧めです。
男性が使用する場合には、直径は40㎝程度のものを推奨します。直径が広めである分、大柄な人でも安定して座ったり乗ってのトレーニングに使えます。もしも持ち運んで使いたい場合には、30㎝あたりのものの方が適しているでしょう。
3つ目は、耐荷重です。ディスクがどれだけの重さまで耐える事が出来るのかを表す数値であり、バランスを取りながら上に乗るという使い方をする以上、乗っている途中で壊れたりすれば怪我につながる可能性が高くなります。 一般的なバランスディスクだと、耐荷重は100㎏前後となっています。より耐久力や安全性を重視している製品の場合、200㎏や300㎏まで耐えられるものもあります。耐荷重については、大きければ大きい分安心して使えると言えます。
耐荷重と並んで安全面を考えるうえで大切なのが、ディスクの滑りにくさです。基本的にバランスディスクを使用するトレーニングというのは、常にバランスが悪い状態で行いますので、安全面を考慮すると滑りにくくなっている機構があれば安心です。 滑りにくさについては、滑り止めの有無で判断する事が出来ます。滑り止めの加工については突起状になっていたりテープによる加工になっていたりと様々ですが、汗で滑って転倒するのを防止しているのは変わりありません。 また、滑り止めのタイプによっては足の裏のマッサージにも効果的なものもあります。特に突起状の滑り止めを採用しているディスクではマッサージが出来るものも多めで、足つぼを刺激しつつトレーニングができます。
以上、バランスディスクはどんなトレーニングに用いられどんな効果を発揮するのか、選び方のポイントなどについてそれぞれ解説してきました。ここからは、体幹やインナーマッスルを鍛えられるお勧めのバランスディスクを15点ご紹介します。
シッティング・ジムの代わりとして使用する事が可能なバランスディスクです。椅子に座ったり、地面において座りながらのバランスエクササイズ等のトレーニングに使う事で、普段から手軽に体幹を鍛えたり、効果アップを狙えます。 空気を注入して使用するクッションタイプですので、自分で入れる空気を調整して硬さや難易度の調整も出来ます。
直径32cmの子供用、そして直径39cmの大人用の2サイズ展開で、お子さんと一緒に使ってもらう事も可能です。
プロの現場と同じく空気を６，７割にして使用。（満タンだとバランス取り易い）最初はただ立つのも難しいが、慣れると片足だけで静止できるようになります。 引用：Amazon
レビューを確認して、空気が入らなかったり、空気入れがすぐに壊れたりとありしばらく購入を迷いましたが、思い切って購入してよかったです。 引用：Amazon
トレーニングで使い勝手よく利用できる、グロングのバランスディスクになります。本体の耐荷重は200㎏と十分に高耐久と言えるレベルであり、ハードなトレーニングに利用しても不可に耐えられるでしょう。 表面は片足で立ってバランスを取るような不安定な体制でも滑りにくいように、ザラザラとした肌触りの素材が使われており、これが安全性につながっています。
総じて筋肉トレーニングに適した弾力と素材、耐久力を持ち合わせているディスクです。
普通にクッションの代わりに使いテレビ見ながら少しユラユラさせたりして気軽に使えるのが良い 引用：Amazon
部屋の中に置きっぱなしでも邪魔じゃないデザインでとても使いやすい 椅子に座って化粧しながら、テレビ見ながらクッションに立ったり お腹と内転筋に効いているのがわかります。 引用：Amazon
３点目はタニタのバランスクッションになります。タニタは様々な健康器具を展開しており、直径は33㎝、コンパクトなサイズ感ですのでどこにおいても邪魔に感じる事は無く、持ち運びにも不憫に思う事は無いでしょう。 耐荷重については100㎏と、標準的なバランスディスクの能力値となっています。
さらに初心者が使い始める事を考えてエクササイズのメニューが特典として付属しますので、参考にしながら取り組めますし、1年間の品質保証付きです。
バランスボールにも座って机に向かいましたが、高さが低くこの商品は沈まないので姿勢が良くなったと思います。 引用：Amazon
足を上げて重心をずらしながら両手を上げてストレッチすると、背中からグリグリ音がして気持ちいいです。また届いたばかりなので使い続けてみたいです。 引用：Amazon
硬めの素材と高い反発力、そして広範囲の突起が特徴的なシンテックスのバランスディスクです。表面の肌触りはツルツルとしていて滑りがちなものの、突起が裏面にびっしりと張り巡らされており、これが滑り止めとして機能しています。 トレーニングでの使い勝手についても良好であり、体重をしっかりと預けて座ったり乗ったりしても形崩れする事の無い適度な弾力と、トレーニングに効果的な不安定感を実現しています。
耐荷重は約90㎏程度となっています。
ゴルフの練習用に２つ買いました。両足の下に敷いて打つドリルに使用しています。空気も付属の空気入れで入れやすく、空気漏れもなく良い商品です。 引用：Amazon
体操教室で使っているようなので購入しました。座るだけでなく、腰のマッサージにも活用できます。 引用：Amazon
エサキのムービングディスクは、10年以上にわたって実績のある製品です。バランス感覚の訓練をはじめとして、体に正しい姿勢を記憶させる訓練、足裏・背中への刺激や首、足関節周りの可動域の改善に役立たせられます。 厚みが約3㎜の肉厚素材なので、体重を載せた時のディスク本体の膨張を抑え、空気の流動域を保っています。この厚みのおかげで、ディスクの上に立って、ゴルフのスイングトレーニングなどの発展的な使い方も可能にしています。
体幹を鍛えたいなら、とてもおすすめです。私は、椅子に置いて、お尻で踏んで使っています。他社の製品と比べ、しっかりしていて、安定感が違います。 引用：Amazon
色々調べて他の商品より高いですが、その中でも安く買えて満足しています。空気を入れるのもストローで簡単です。箱に書いてある通りの高さにして毎日使っています。 引用：Amazon
専用ポンプ付きのバランスディスクになります。空気を注入して使用するソフトクッションタイプのディスクであり、本体側面からポンプを使って準備します。ここで調整をすれば、ディスクの硬さをセッティングできます。 滑らかな面と、突起が付いている面があり、健康的な姿勢とリラックスした座り方を実現します。
デスクワークや体幹トレーニング、そして足つぼのマッサージなどにも利用できます。
空気をパンパンに詰めると高さ２５ｃｍ程になり、非常に難易度の高いエクササイズが出来る。片足で立つだけでもかなり難しい。 引用：Amazon
最近太ったので何かせねばと探しバランスボーイ検討しましたがこちらの方が1/22と安いので購入。簡単に楽しく体幹トレーニングできます！ 引用：Amazon
こちらも専用の空気注入用ポンプが付属するバランスディスクです。本体の耐荷重は450㎏と非常に耐久性に優れており、60日間の返金、および交換保証も付きますので、安全面をしっかりとカバーしているディスクであると言えます。
本体のカラーリングは選べる13種類から自分でお好みのカラーを選択でき、表面の突起は滑り止めとして機能するだけではなく、足裏や背中などのマッサージにも最適です。お値段もお求めやすくなっています。
椅子にポンと置いてそのまま座ったり、床に置いて両足で乗ってバランスを取ってみたり。お昼寝タイムには足を乗っけたりも。そのまま置いておいても全く邪魔にならないというのが一番の良い点だと感じます。高級感があるっていうか。そんな感じ。 引用：Amazon
色もとてもキレイで、ゴム製品特有のベタつきなどなく、表面はサラッとした加工がられていて、ホコリや毛などもつかず衛生的です。大きさも丁度良く良い買い物をしたと思います。 引用：Amazon
バランスを取って立つ滑らかな面と、表面に突起があり刺激を加えられる面があるクッションタイプのバランスディスクです。こちらにもポンプが付属して、利用する時には空気を注入、使い方に合わせた硬さの調整勿論可能です。 元々が患者のリハビリ用という医療用に設計されていたこともあって、椅子に敷いて姿勢を綺麗に保つなどの使い方も出来ます。
エクササイズ用のマニュアルも付属しますので、初心者でも簡単に活用し始められます。
今のところいつも座っている椅子に置いて使っていますが、お腹に力が入っているようで無意識にバランスをとっていて具合は良いように感じています。 引用：Amazon
家族には何じゃこれとあきれられていましたが、やせてお尻の肉が落ちた現在も痛くなく座っていられるので、気に入っています。 引用：Amazon
裏表両面がフラットに作られている、K＆Gのバランスクッションです。本体はコンパクトさが重視されており、空気の注入に関しては付属するポンプで行いますので、硬さの調整も空気を抜くのも簡単ですから、置くスペースが限られていても邪魔になりません。
両面とも突起が無く、足や背中のマッサージなどには使えないものの、シンプルにバランス感覚を鍛えるなどの使い方にはうってつけです。使用中に滑らない様、本体表面は滑りにくい手触りになっています。
腰に違和感を感じ始めたら、グニグニ動かしたりして座ることで、夕方に感じていた鈍痛が感じなくなりました。1つしか買ってないので、わざわざ朝会社に持って行って、家に持って帰ってくる生活ですが、もう一つ買おうかと思ってます。 引用：Amazon
結果、私にはこちらのバランスクッションが合ってたみたいです！本当に手軽に使いたい時に使え、場所も取らないのでサッとしまえます。 引用：Amazon
10点目は、ボディメーカーのバランスエアーパッドです。エアーパッドという製品名通り、こちらも空気を入れて膨らませるクッションタイプです。90日間の保証が付き、トラブルや故障があった場合には無償での修理または交換を行ってくれます。 表面には細かい突起があり、乗って使えば足裏をマッサージしつつもバランス感覚を養うトレーニングが出来ます。
立って使うだけではなく、あぐらをかいて座ったり、腹筋や腕立てをするときに地面に敷いて使っても効果を発揮させられます。
イボ付き座布団みたいな感じ。二つ買って両足の下に敷いて使えばもっと良かっただろうと思います。 引用：Amazon
一つ試しに買ったものを、妻の運動に取られてしまい、更に２個追加して、いまはゴルフの練習に使っています。おかげでスコアもかなりまとまってきました。 引用：Amazon
プリマソーレの空気入れ付きバランスディスクです。空気入れで硬さを自分の使い方に合わせて設定することが出来ます。空気をしっかりと入れておくことでバランスがとりづらくなり、逆に少なめに入れるとバランスを取りやすく運動強度も向上させられます。 ダイエット、姿勢矯正、ヨガ、エクササイズなど、クッションタイプであるだけあって汎用性に優れ、様々なトレーニングに活用できます。
耐荷重は安全の250㎏となっており、破裂の心配もご無用です。
両足で乗って屈伸をしたり、片足でバランスをとったり工夫次第でいろいろと出来ます。体幹を鍛えるのにはとても良いと思いますし、楽しく軽い運動が出来ます。 引用：Amazon
片足で乗るか、座布団かわりに座るくらいしか使い道はありませんが、場所をとってしまうバランスボールと違って気軽に取り扱えるのがいいですね。 引用：Amazon
スターデザインのデニムカバーが付属するバランスクッションです。本体は片面に突起があり、カバーさせることで一見バランスクッションではなく単なるシートクッションにしか見えなくなり、場所を選ばず使えます。 勿論、カバーを取り払って本体だけで使う事も出来ますので、足裏のマッサージ等に使いたい場合には突起を活用しても良いでしょう。
会社などでも人目を気にせずにエクササイズをしたい方などにとっては、どこでも内緒で行えますのでお勧めできます。
体幹を鍛えるのに高い効果を発揮する、ラヴィのバランスディスクです。足を乗せればゆらゆらと揺れる不安定な状態の中でバランスを取り続ける事により、体幹、およびバランス力を同時に鍛えられるのです。
本体の耐荷重は100㎏と、通常の使い方をするには十分で、ソフトクッションタイプで空気入れ用のポンプも付属し、硬さは個人に合わせて調整できます。2個入りのバランスファイターや、直径が35.5㎝の製品もあります。
シム用のコックピットをこの商品４個に乗せるとプレイ中でも階下への騒音と振動を防げます。この商品の売り上げの一定の割合を占めているかも？我々レースシムマニアには無くなると困る商品です。 引用：Amazon
いい感じにバランスもとりやすく挫折せずにトレーニングできそうです。他は黒っぽいのしかなかったのですが、これは、ホワイトカラーでやさしい感じなので他のインテリアの邪魔にならずにとってもおしゃれです。 引用：Amazon
14点目は、鉄人倶楽部のエクササイズ用クッションです。立っても座ってもゆらゆらと不安定な状態で揺れますので、座りながらウエスト部分の引き締めに使っても良いですし、2つを一度に使って立ち、バランス運動に使う事も出来ます。 ソフトクッションタイプで使う場面を選ばず、空気を注入して使いますので調整も自由ですし、ゴルフなどのスイングの練習といったように、発展的な使い方も可能です。
クッションには突起があり、単に立つだけでもバランスと足裏のマッサージが出来ます。
空気すぐ抜けませんでした。説明書に80Kgまでとありましたから、それ、以下なら大丈夫だと思います。腰が悪くて、リハビリの先生にすすめられて 探してたら、安く見つかって良かったです。 引用：Amazon
注文して、次の日に届いて、とても助かりました。片面はいぼいぼついていて、片面はツルツルでした。いろんな使い方がありました。購入して、良かったです。 引用：Amazon
ラスト15点目は、エニーフィールドのソフトバランスディスクです。耐荷重は300㎏、アンチバースト設計と安全性についてはとても優秀であり、体幹トレーニングをしつつ表面の突起でマッサージ効果も発揮させられます。
妊娠して思うように運動ができないため、室内でできるトレーニンググッズとして購入。バランスボールは邪魔だけど、これなら椅子でも使えるので、とてもいいなと思います。 引用：Amazon
片面には滑り止め程度の小さな突起、もう片面にはマッサージ効果も期待できそうな大きな突起が並んでいて、シーンに合わせて使い分けられます。 引用：Amazon
突起のある方を上にして立ったり、座ったりするだけでもバランスを鍛えるのに十分な効果を発揮するバランスディスクですが、最後に実際に効果を得るための正しい使い方を各種ご紹介しましょう。
お腹を痩せさせたいのならば、ディスクを使ってプランクを行いましょう。通常のプランクで肘を置く部分にディスクを置き、その上に肘を乗せて使います。バランスが不安定になる分、より腹部に効果的に働きます。
体幹を鍛えたい場合、ディスクの上に立って両足を肩幅に開き、背筋を伸ばした状態をキープします。そのまま手を前方に伸ばして、膝を曲げスクワットをします。片足ずつ2つのディスクを使っても効果があります。
最後に腕回りに効かせる使い方ですが、腕立て伏せに取り入れて使いましょう。大きめの直系のもの、もしくはディスク2つ分を使用し、腕立ての際に床につく手をディスクに乗せたまま行います。難しい場合、膝をついてのプッシュアップでも効果があります。
バランスディスクというのは、単に不安定でバランス力が鍛えられるだけではなく、体幹や姿勢の矯正、また筋肉トレーニングに取り入れる事で様々な効果を発揮します。是非ご自分に合ったバランスディスクを使ってみてください。
