昨今の事情からおうち時間が増えて運動をあまりしていない方や、ジムに行って鍛えるのもためらいがちな方は、プッシュアップバーを使って自宅で体を鍛えてみてはいかがでしょうか。ここでは筋トレ効果を高めるプッシュアップバーをご紹介していきます。プッシュアップバーを使ってより効率よく、体を鍛えて健康を維持しましょう。
筋トレに効果的なプッシュアップバーは、名前だけ聞いてもどんなものなのかを知らないという方もおられます。プッシュアップ(push-up)は英語で腕立て伏せ運動を意味し、プッシュアップバーは腕立て伏せをする際などに使用する道具となり、取っ手のような形状をしています。 床に置いて、グリップを握って腕立て伏せをすると、よりトレーニングの効果を得られるアイテムです。腕立て伏せ以外にも上半身を鍛えるのに使用出来、取っ手状のシンプルな作りのタイプから角度を変えて難易度を上げたり負荷をかけるなど調整できるものもあります。 おうち時間が増えたことやなかなか思うように外出もままらない方でも、ただ腕立て伏せをする負荷がかかるため、上半身をしっかり鍛えられます。
プッシュアップバーを購入したての初心者の方は、つい頑張ってやり過ぎたり、負荷をかけ過ぎてしまうことがあるので注意が必要です。 買ったからにはどんどん使わなければ、と考える方もおられますが、体が慣れるまではきつかったり、場合によっては手首を痛めたりすることもあります。最初は2日に一度使うなど、無理なくこなせる回数で慣れていくのがおすすめです。
ここからはプッシュアップバーの選び方をご紹介していきます。同じような形状をしている商品が多いので値段で選んでしまいがちですが、選び方を参考に確認すべきポイントを押さえておきましょう。
選び方1つ目は、グリップの握りやすさです。グリップが握りにくいと体を支えるのが辛くなってしまい、回数をこなすことが出来ません。また、グリップにスポンジが巻き付けてあるタイプはクッション性や太さも要チェックです。 自分の手に合わないと手のひらに痛みが出てしまいます。しっかり握れないと手首を痛める可能性もあるので、しっかり握れるもの探してみましょう。
続いては素材です。プッシュアップバーの素材は、軽量なプラスチック製のものや頑丈で耐久性のあるスチール製、アイアン製があります。プラスチック製は持ち運びがしやすいというメリットはありますが、耐荷重は低いというデメリットがあります。 スチール製やアイアン製は耐荷重は高いため、体重が重い方や安全性も重視したい方はこちらがおすすめです。プラスチック製に比べると重いですが、組み立て式なら分解して持ち運べるでしょう。素材による特徴があるので、自分に合うものを選んでみてください。
最後は滑りにくさです。プッシュアップバーを使うことでより深く体を落として腕立てが出来ますが、使っているうちにバーが滑って動いてしまうことがあります。フローリングではとくに滑りやすく、トレーニング中に滑ると怪我に繋がりかねません。 吸盤が付いていて床に貼りつく形状のもや、床に接する部分にラバーが付いていたり、スポンジがついていて床を傷つけにくいようになっているものもあります。滑りにくいものは安定性が高く腕立て伏せもしやすいので、購入前に滑り止めをチェックしてみましょう。
ここからは筋トレ効果を高めるおすすめのプッシュアップバーをご紹介していきます。手頃な価格のものも多く、コンパクトに収納できるタイプもあるので自分が使いやすい商品を探してみてください。
おすすめ1つ目は、ACTIVE WINNER プッシュアップバーです。持ち運びもしやすい組み立て式で、スポンジの滑り止めが付いた四つ足設計なので、安定感があります。グリップ部分には厚く柔らかなスポンジが巻き付けてあり、傾斜グリップになっているので手首への負担が少ないので握りやすさが違います。 本体のパイプはポリプロピレン製なので、耐久性がありながら軽量です。
トレーニング説明書付きなので、初心者の方でも安心です。大胸筋、腹筋、背筋などあらゆる全身筋肉を鍛えたい方におすすめで、メーカー保証が1年ついているので安心して使えるアイテムでしょう。価格も手頃です。
続いては、APPRETE プッシュアップバーです。大きな吸盤が付いているので、床を傷つけず、滑りやすい床でもしっかり貼りついて安定した状態でトレーニング出来ます。組み立て式なので持ち運びもしやすく、吸盤を外すことも可能です。 本体はスチール製で、耐荷重が300kgと耐久性に優れているので、体重が重い方でも安心して使用出来ます。
グリップは凸凹加工が施された分厚いスポンジが付いていますが、汗を素早く吸収してサラサラな手触りで滑りにくくなっています。 バーの間隔を狭くすると二の腕や背中を、間隔を広げると大胸筋や腹筋を鍛えられます。初心者だけでなく、上級者にもおすすめです。
安定性を重視したい方におすすめなのが、GronG プッシュアップバーです。床との接地面が広く、ゴムになっているので滑らず床も傷つけない仕様になっています。グリップ部分の厚みは約3.5cmと厚めで、クッション性が高いです。 耐荷重は150kgと耐久性があり、組み立て式なのでコンパクトに収納出来ます。
胸、肩、腕、背中、お腹、体幹などを鍛えられ、価格も1500円程度とかなりのお買い得品です。
XSONGANG プッシュアップバーは、珍しい木製タイプのプッシュアップバーです。木製のハンドルはしっかり握れて手が滑りにくく、緩衝効果のある滑り止めも付いているので安定感があります。サイズは300x140x110mm、重さが1700グラムで分解は出来ませんがとてもしっかりした作りです。
とりあえず試しに使てみたいという方には、Reodoeer プッシュアップバーがおすすめです。シャフトはポリプロピレン製、スタンドはポリ塩化ビニル製で、グリップと接地面にEVAスポンジが付けられています。 傾斜角度があるので、初心者でも使いやすいです。重量は約540gと軽量ながら耐荷重は100kgで、組み立て式なので持ち運びもしやすいです。
価格が1500円しないので、コストパフォーマンスも高いでしょう。カラーバリエーションは3色あります。
デザイン性やコンパクト性を重視する方におすすめなのが、adidas プッシュアップバーです。感触の良いフォーム入りグリップハンドルで、チューブは鉄製です。重量は1個375gと軽量ながら耐荷重は150kgあるので、成人男性が使ってもびくともしない耐久性があります。 組み立て式ではないのですが、コンパクトな作りなので持ち運びもしやすく、接地面にスポンジも付いているので滑りにくいです。
おすすめ7つ目は、Perfect Fitness プッシュアップバーです。これまでご紹介してきたプッシュアップバーとは違い、組み立てがいらない丸形をしています。鋼球ベアリングシステム搭載でスムーズに360度回転するので、柔軟性に合わせたトレーニングが可能です。 底面はラバー仕様になっており、滑りにくくなっています。
耐久重量は136Kgまでと頑丈で、価格はプッシュアップバーの中では高額な方ですが、腕や肩だけでなく、胸や背中、体幹の筋肉アップにもおすすめです。
続いては、BODY SCULPTURE プッシュアップバーです。EVAスポンジの付いた傾斜グリップは、弾力性があり握りやすく、滑りにくく耐久性もあって長時間使っても手首が痛くなりにくい設計です。 シャフトはスチール製で、脚部はポリプロピレン・ポリ塩化ビニル製、価格は2000円しないのでコストパフォーマンスも高いと言えます。短期間で大胸筋、腹筋、背筋などの筋肉が鍛えられ、初心者から上級者にも使いやすい商品です。
初心者でも鍛え方が分かりやすいプッシュアップバーをお探しの方には、VLOXOプッシュアップバーがおすすめです。手幅や姿勢の変換によって、特定の筋肉に負荷をかけるのですが、色ごとにどこの筋肉を鍛えらえるかが分かれており、初心者でもしっかり鍛えることが出来ます。 効率的に大胸筋へ刺激を届けられるトレーニングや、上腕三頭筋を強く負荷をかけたり、背部の筋のトレーニングなど集中的に鍛えらえるので、なかなか自分でトレーニングが組み合わせられない方にも使いやすいです。
硬質ポリプロピレン製で頑丈、底の部分はスポンジが付いていて静音性もしっかりしています。台座は折りたたみが出来、ハンドルを差し込むだけで使用出来るので持ち運びにも便利です。耐荷重は130kgで、1年保証も付いています。
SINTEX プッシュアップバーは、シンプルな形状ながら頑丈なプッシュアップバーです。材質はポリプロピレンとポリ塩化ビニル製で、高さが14cmあるので深く上体を沈めることができます。耐荷重は90kgまでで、はめ込むだけで簡単に組み立てられる仕様です。
軽さを重視したい方には、IRONMAN CLUB プッシュアップバーがおすすめです。アイロンのような3角形に近い形状で、重量が1つ約250gと軽量ながら、耐荷重は80kgあります。材質はポリプロピレン・EVA樹脂製で、裏面には滑り止めが付いており、グリップも滑りにくくなっています。 バストアップや、二の腕の強化、腹筋などにも最適で、上半身の筋力アップだけでなく全身の体力アップにも便利です。価格も1500円以下でお買い得です。
リーディングエッジ プッシュアップバーは、腕立て伏せと体幹の強化も出来るプッシュアップバーです。ベーシックな腕立てのスタイルだけでなく、バランススタイルで使用するとロッキング機能で不安定な状態を生み出し、バランス感覚と体幹の両方を鍛えることが出来ます。 接地部分は床を傷つけにくいクッションフォーム付きで、材質はスチールとポリプロピレン、耐油性特殊ゴムを使用しています。大胸筋や上腕三頭筋、インナーマッスルや腹筋を鍛えたい場合に効果的です。
適切なフォームが分かりにくい方には、Cretee プッシュアップバーがおすすめです。ハンドルをボードに挿入して使用でき、色分けごとに特定の筋肉グループをターゲットにトレーニングができるようになっています。肩、胸、背中、上腕三頭筋を鍛えることが出来るので、1台で大活躍間違いなしです。
全部のフィットネスレベル向けに設計されたトレーニングカレンダーが付属しているので、初心者でもしっかり鍛えていけるので安心です。ボードは折りたたむことも出来るので、持ち運びも便利です。
おすすめ14個目は、Harbinger プッシュアップバーです。一流アスリートと共に高品質で緻密に設計されたトレーニング用品を開発しているハービンジャーの商品です。特許取得済のハンドルは回転するので手首やひじの負担が少なく、摩擦の少ないスムーズな回転で筋力アップをサポートしてくれます。
耐荷重は181kgと耐久性も高く、底面はすべり止めが付いているため、安定性があります。腕、肩、胸、背中などの上半身全体の筋肉の可動域を広げ、腹筋や体幹を鍛えることも出来ます。トレーニングによって初級者から上級者でも使いやすいアイテムです。
最後はRIORES コンパクトプッシュアップバーです。ナイロンTPR素材の折り畳み式で、使用時は16×13.6×高さ13cmありますが、畳むと16×13×厚さ3.5cmでコンパクトになります。持ち運び用の専用収納袋付きなので出張などにも便利です。 1個あたり約225gとかなり軽量ながら頑丈なので、外泊が多い方におすすめです。
大胸筋などの筋肉や体幹を鍛えることが出来ます。
おすすめのプッシュアップバーや選び方をご紹介してまいりましたが、価格も手頃で今すぐに購入したくなった方も多いのではないでしょうか。プッシュアップバーを使用する事で体を深く沈められるので、これまでは腕立て伏せで床すれすれまで体を沈めるのが苦手だった方も、筋肉に程よい負荷をかけ、さらにトレーニングしやすくなるでしょう。 使い方によっては上腕や肩中、背筋や大胸筋だけでなく、腹筋・三頭筋・三角筋など様々な上半身の筋肉や体幹も鍛えられます。自宅だけでなく外出先に持ち運びしやすいタイプも多いので、トレーニングもしやすいでしょう。プッシュアップバーを使って、腕立て伏せの負荷を高めて体を鍛えてみてください。