ヨガマットは、ヨガをする時に欠かせないアイテムです。市販のヨガマットには折りたためるタイプがあり、収納がしやすく携行性に優れているのが特徴です。そこで今回は、折りたたみ式ヨガマットの特徴とメリット・デメリット、おすすめの折りたたみ式ヨガマットをご紹介します。
折りたたむことができるヨガマットのことを「折りたたみ式ヨガマット」といいます。折り目に沿ってたたむものや、クルクルと巻けるタイプなどがあります。 折りたたみ方やどのくらいコンパクトにまとまるかどうかは商品によって異なるので、使い勝手の良さを考慮して選ぶことが大切です。
折りたたみ式のヨガマットは、折りたたむことを前提に作られているため、使用後に片付けやすいのが特徴です。コンパクトに持ち運ぶことができたり、省スペースに収納できるメリットがあります。具体的には以下のようなメリットがあります。
折り目に沿って折りたたんだり、巻いたりと非常にコンパクトにできる商品が多いので、ヨガ教室などへ持ち運ぶ機会が多い方におすすめです。
折りたたみ式のヨガマットにもデメリットがあります。しかし、あらかじめデメリットを知っておけば、使い始めてから違和感を感じることが少なくなるはずです。折りたたみ式ヨガマットのデメリットは以下の通りです。
特に折り目に沿ってたたむタイプは、バッグなどに入れやすいようにヨガマットが薄く作られていることがあります。体への負担が軽減できない場合があるので、クッション性は必ずチェックしておきましょう。 あらかじめ折り目がついているので、自分の好きなように折り方を変えることが難しい点に注意が必要です。しかし、折り目に関しては、ポーズをとる時の位置の目安になって便利と感じる方もいるので、総合的に判断することをおすすめします。
折りたたみ式のヨガマットは、コンパクトにまとまる商品が多いので、トートバッグやリュック、キャリーケースなどにすっきり納めることができます。そのため、以下のような状況に当てはまる方におすすめと言えます。
折りたたみ式ヨガマットは持ち運びやすい仕様になっているので、教室等でレンタルをすることに抵抗がある方におすすめです。 しかし、市販のヨガマットは様々なタイプがあるので、使用する環境によっては折りたたみ式の持ち味が活かされないことがあります。そのため、これからどのような使い方をするか考えながら選ぶことが大切です。
折りたたみ式ヨガマットの特徴やメリット・デメリットを把握したところで、ここからは折りたたみ式ヨガマットを選ぶ際のポイントを見ていきましょう。
マットの素材はグリップ力や強度などを左右させます。市販のヨガマットに使われていることが多いの3種類の素材の特徴をチェックしていきましょう。 【熱可塑性ポリマー(TPE)】 熱可塑性ポリマーは水に強く、グリップ力が高いのが特徴です。滑りにくいことを重視する方に適していますが、熱に弱いので屋外で使う機会が多い方は取り扱いに注意が必要です。商品数が多いので、豊富な選択肢の中から選ぶことができます。
【天然ゴム・合成ゴム】 ゴム製のヨガマットは衝撃を吸収する性質があり、グリップ力が高いので動いても滑りにくいのが特徴です。その一方でゴム特有の臭いが強い商品もあるので、実際に手に取って確認することをおすすめします。
なお、ゴムアレルギーの方は使用できないので注意してください。 【塩化ビニール】 塩化ビニール製のヨガマットは安価な商品が多いのが特徴です。しかし、グリップ力が低いため、動くと滑ってしまうことがあります。入門用としてとりあえずヨガマットが欲しい方や、機能性よりも価格の手頃さで選びたい方におすすめです。
市販の折りたたみ式ヨガマットの厚みは、1~2mmほどの薄いものから10mm以上のものまで幅広い選択肢があります。薄いほど折りたたんだ時にかさばりにくくなり、厚くなるほど弾力性やクッション性も高くなります。
ただし、薄すぎると体に痛みを感じる原因になり、厚すぎるとポーズがとりにくく感じられることもあるようです。自分にとって使いやすい厚みを選ぶことをおすすめします。
ヨガ教室やジムなどへヨガマットを持ち運ぶ予定である場合は、軽量でコンパクトなものがおすすめです。ご自身が使っているバッグにすっきり納まるものや、専用の収納袋がついたものを選ぶとスムーズに持ち運ぶことができます。
折りたたみ式ヨガマットの特徴や選び方を見てきたところで、ここからは折りたたみ式ヨガマットのおすすめ商品をご紹介します。
Amazonベーシックの「ヨガマット・キャリーストラップ付き」は、耐久性に優れたフォーム素材を採用したヨガマットです。しっかりとした厚みがあるので、体の負担を軽減したい方に適しています。 また、クッション性が優れており、表面には摩擦に耐える加工が施されています。サイズは188cm×61cm×厚さ1cm、およそ1kgと軽量なので持ち運びが楽にできます。
TKTOPの「ヨガマット・収納袋付き」は、弾力性と柔軟性に優れたTPE素材で作られているヨガマットです。両面ともに滑り止め効果がありますが、裏面には滑り止め効果をより高める波形加工が施されています。 サイズは183cm×61cm×厚さ6mm、耐衝撃性が高く、地面にしっかり吸着するので、運動中の負担を和らげてくれます。また、運動中に汗をかいても安全に使うことができます。
EletecProの「折りたたみ・軽量ヨガマット」は、SGS認定を受けているヨガマットです。高密度で耐久性に優れたTPE素材を採用してあり、優れたクッション性や弾力性で体の負担を軽減してくれます。 長さ183×幅61×厚さ0.6cm、折りたたむと横31.5×縦30×厚み9.5cmまでコンパクトにできます。専用の収納バッグもついているので、持ち運ぶ予定という方におすすめの商品です。
inFIT(インフィット)のヨガマットは、安全基準に準拠したPVC素材を採用してあり、ポリエステルメッシュを使用することで伸びや裂けに強い性質を持っているのが特徴です。 サイズは約17.2cm×60cm×厚さ4mmで、4色展開となっています。適度な厚さで強度が高いので、ヨガやストレッチはもちろん、腹筋ローラーの使用も可能です。
IMPHY(インフィ)の「フォールディングヨガマット」は、POE(ポリオレフィン系エラストマー)で作られており、天然ゴムに近い優れたグリップ力やクッション性を備えています。 サイズは182×61×厚さ6~7cmで、水に強いので手洗いをして清潔に保つことができます。アコーディオン式にスリムに折りたためるのも特徴で、折りたたみ具合を調整して枕のように使うことが可能です。
RIORES(リオレス)の「折りたたみヨガマット・収納ケース付き」はポリ塩化ビニル素材で作られており、折り目に沿って簡単に折りたたむことができます。 サイズは173x61x0.5cm、収納時は約30.5×24.7×0.7cmとコンパクトにまとめることができます。専用の収納袋もついているので、持ち運ぶ機会が多い方にもおすすめです。
イージーエス(EGS)の「折りたたみ式ヨガマット」は、PVC素材で作られており、折りたたみラインはヨガのポーズをとる際の目安に役立ちます。 本体サイズは174x61x0.4cm、折りたたみ時は約31×25×5cmとコンパクトに折りたためるので、持ち運びがしやすいです。また、水洗いができるので、清潔に使うことができます。
VAVACOの「ヨガマット・ストラップ付」は、クッション性や耐久性の高いNBR素材(ニトリルゴム)で作られており、運動時に体にかかる負担を軽減してくれます。 サイズは183×61×1cm、表面には波型加工が施されているので滑り止め効果も高いです。また、耐水性や耐油性にも優れているのでお手入れがしやすいのも特徴です。
ラッキーウエスト(Lucky West)のヨガマットは PVC素材で作られており、価格がお手頃なので入門用としておすすめです。 本体サイズは約173x61x0.4cmで、重量は約1kgです。手洗いをすることができるので、外ヨガなどの後も洗浄して衛生的に使い続けることができます。
GronG(グロング)のヨガマットは、ラバー素材で作られており、もちもちとした弾力性を備えています。通気性に優れた専用のメッシュケースが付属しているので、持ち運びがしやすいです。 本体サイズは約180×60×厚さ1cm、折りたたむと約16×6cmとコンパクトに収納できます。1cmの厚みがあるので、体への負担を軽減したい方におすすめの商品です。
今回は、折りたたみ式のヨガマットのメリットとデメリット、おすすめの商品を厳選してご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。 折りたたみ式のヨガマットは折りたたんでコンパクトに持ち運ぶことができ、ロール式と比べて広げた時の反り返りが出にくいメリットがあります。
その一方で、持ち運ぶ機会が少ない方にとっては折りたたみ式の良さを活かせないことがあるので、これから使う目的に合わせて選ぶようにしましょう。 記事の中ではおすすめの商品を厳選してご紹介しています。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。