今やプロテインバーは、コンビニエンスストアやスポーツ店、ドラッグストアなど、どこでも簡単に手に入るようになりました。当記事内では、手軽に安価にたんぱく質を補給できるプロテインバーの魅力や、おすすめの商品、選び方などを解説します。
プロテインバーとは、「プロテイン」を含んだ「バー」の形をしたスナックのことです。プロテインバーは、タンパク質の摂取を目的とした食品で、プロテインドリンクよりも腹持ちが良いとされています。 チョコバータイプ、ウエハースタイプ、ソーセージタイプなど様々な種類があります。お菓子のような味わいのものが多く、食べやすいので気軽に楽しめます。 また、プロテインには、ホエイプロテイン、ソイプロテイン、カゼインプロテインなどの種類がありますので、目的に応じてどのプロテインを食べるかを決めましょう。
プロテインバーは粉末のように水に溶かす手間がなく、手軽にプロテインを摂取できることで人気があります。 また、ドリンクよりも腹持ちがよく、栄養価も高いため、ダイエットやトレーニング時のおやつとして摂取する方も多いです。 厚生労働省の「日本人の食事摂取基準2020年版」によると、15~64歳の男性の1日のたんぱく質の推奨摂取量は65gです。
プロテインバーは商品によって異なりますが、1本あたりのたんぱく質量は10~25g程度となっています。 ただし、あくまでも補助的に摂取するのが理想的です。食事を完全にプロテインバーに置き換えたり、体に負担をかけるような食べ方はしないでください。
まずは、プロテインバーの上手な選び方を見ていきましょう。ここでは、四つのポイントに分けて賢い選び方をご紹介します。
たんぱく質摂取のためにプロテインバーを食べるときは、たんぱく質の含有量を意識しましょう。プロテインドリンクと同様に、1日に必要なタンパク質の量を考えて選択することが大切です。 また、食事からは摂取できない分をプロテインバーで補うこともできます。1日に必要なタンパク質の量は体重1kgあたり1g、トレーニングや糖質制限をしている場合は体重1kgあたり1.5~2gです。 筋肉増強のためのサプリメント的な位置なのか、減量のためのおやつなのかなど、目的によってによって、含まれるカロリーや糖質の量を選びましょう。
プロテインバーの中には、糖質が少ないものもあります。例えば、森永製菓のプロテインバーには2種類あります。 糖質の量だけでなく、商品自体の大きさや、たんぱく質の量、食物繊維の量にも違いがありますので、「今日は少し運動を控えるから、糖質が入っていない『ベイクドビター』を選ぼう」など、用途や目的に応じて商品を選ぶことをおすすめします。
鉄分やカルシウム、食物繊維など、たんぱく質以外の栄養成分もチェックしましょう。ダイエットや間食用の商品には鉄分が含まれているものがあります。 血液は栄養を運ぶ働きがあるので、健康的なダイエットをしているときには気をつけたい成分です。 食べる量を減らしたり、ダイエットをしていると不足しがちなので、プロテインバーに含まれているとより安心して摂取できます。
また、カルシウムも不足しやすい栄養素なので、プロテインバーで補うのもおすすめです。普通に食事をしていても、カルシウムは不足しがちです。ダイエット中は特にその傾向が強いので、プロテインバーで手軽にカルシウムを摂取しましょう。 カルシウムは、骨や歯を構成するミネラルであり、筋肉の収縮にも関与しているので、意識してカルシウムを含む商品を選ぶことが大切です。
いくら栄養価が高く、糖分が少ない商品でも、味が苦手だと食べること自体がストレスになってしまいます。 せっかくなら、自分の好きな味の商品を探してみてはいかがでしょうか。主流のチョコレートバーが苦手なら、ウエハースタイプやグラノーラタイプもあります。 甘いのが苦手な方は、サラダチキンのように食べられるササミ味もおすすめです。買いだめする前に、一度買って試してみてはいかがでしょうか?
ここからは、数多くあるプロテインバーの中から、人気のおすすめ商品を紹介していきます。それぞれの商品やメーカーにより、特徴や味、タンパク質量に違いがあります。口コミも合わせてご紹介しますので、選ぶ際の参考にしてください。
『ササミプロテインバー』は、高タンパク・低脂肪の鶏肉を主原料としたソーセージタイプの商品です。1袋にたんぱく質22g、コラーゲン4000mgを配合しています。 常温保存が可能で、開封するだけで手軽に「食べるプロテイン」としてご利用いただけます。保存料、着色料、発色剤などは一切使用していません。
ポテトチップス等より、こういった物の方が体に優しく、お酒のツマミにも合うかなと思い購入。とても気に入りました。次回は別の味のを購入しようと思います。引用:Amazon
『5Dietダイエットサポートバー』は、甘いものが食べたくなったときにおすすめです。また、糖質、カロリーともに144kcalと低めなので、ダイエット中の方にもぴったりです。サクサクとした食感の味わいは、プロテインバーが初めての方にも挑戦しやすい商品です。
お勧めです。美味しくて体に良い。引用:Amazon
『SOY Concept (ソイコンセプト )』はヴィーガン対応の商品1本あたり122kcalと低カロリーで、血糖値の上昇を抑える還元水飴や難消化性デキストリンを採用しています。大豆の自然な甘みとサクサクした食感が相まって、飽きずに食べられる商品に仕上がっています。
カカオもアーモンドも食べました。素晴らしいです。ここまで成分的にもほぼ非の打ち所がないものは初めてです。とっても美味しいのでたくさん食べたくなります。筋トレ後に手軽にプロテインと程よいエネルギー補給できるのでとても重宝しています。引用:Amazon
アサヒグループ食品の『一本満足バー プロテイン』は、コンビニで購入できる商品です。手軽にタンパク質を摂取できる商品となっていて、運動の合間や小腹が空いたときに食べるのに適しています。 プロテイン源は、ソイプロテインとホエイプロテインをそれぞれ15gずつ配合しています。本物のチョコレートを使用しているのも特徴です。また、パッケージもスポーツシーンにマッチした斬新なデザインとなっています。
タンパク質15gでおいしいため、子供の部活のおやつにしています。大人だとややカロリー高めなので、プロテイン補給というよりは甘いものが食べたい日のおやつがわりですね。引用:Amazon
マッスルファム社の『コンバットクランチバ』は、3種類のプロテインを配合した商品で、1本で20gのプロテインを210kcalで摂取できるのが特徴です。カルシウムも多く含まれており、成分的にも満足のいく商品となっています。
甘く食べ応えがあり、そして低カロリー(210kcal)。朝食の代わりとして食していますがとても美味しくまた腹持ちがとてもよいので重宝しています。大体7時くらいに食べて11時〜12時までは余裕で持ちます。引用:Amazon
『バーエックス』は栄養バーでありながら、プロテインパフとクッキーでサクサクとした食感が楽しめる美味しいチョコレートバーです。 美味しく楽しめるということを重視している方には、ぜひ試していただきたい商品の一つです。当商品には体の機能を助ける15種類のビタミンとミネラルが配合されています。
体を鍛えている方にとっては、必要なビタミンをどうやって摂取すればいいのか悩みどころですが、「バーエックス」を食べるだけで、バランス良く多くのビタミンを摂取することができます。
また、飽きずに食べやすいように、チョコレートをベースにプロテインパフとクッキーを練り込み、サクサクとしたおいしい食感に仕上がっています。アスリートのおやつとして、また忙しい時の食事代わりとしてもご利用いただけます。
これ1本でタンパク質が15g以上摂れるので有難いです。この手の商品は普通美味しくないので 味は期待していませんでしたが本当に美味しいです。引用:Amazon
カークランドシグネチャー社が販売する『プロテインバー バラエティパック』ですが、プロテインの種類はWPIホエイプロテインが使用されています。材料は天然素材を使用し、食物繊維と鉄分を手軽に摂取できますし、本物のチョコレートを使用しているのも特徴です。
プロテインバーはまずいというイメージがありますが、カークランドのプロテインバーは甘くておいしいです。一本でも結構満足なので、食事代わりにもいいし、デザートやスイーツ代わりにもいいです。引用:Amazon
『HALEOプロテインエナジーバー』は、タンパク質の質と含有量にこだわる方のためのプロテインバーです。 カゼインとホエイプロテインを含むミルクプロテインは、プロテインバーによく使われる大豆やゼラチンなどの他のプロテインに比べて、体作りに欠かせないロイシンなどのBCAAを多く含んでいます。
体づくりのためにトレーニングをしている人にとって、ミルクプロテインの理想的な摂取量は一度に20gです。 本製品は、たった1本で20gのプロテインを摂取できるだけでなく、4000mg以上のBCAAを摂取することができます。
また、このバーに使用されている濃縮ミルクプロテインにはカルシウムが豊富に含まれており、1本で約370mgのカルシウムを摂取することができます。 HALEOプロテインエナジーバーに含まれる食物繊維成分、オメガ3脂肪酸、ビタミン、ミネラルが、理想的な体づくりをサポートします。
海外製のプロテインバーとは製法も甘さも硬さも賞味期限も値段も、何もかもが違うなという感じ。添加物少なめで焼いていないようなので体にはよさそうですね。引用:Amazon
バズーカ岡田博士監修のもと開発された、理想のカラダに近づくための携帯型栄養補助食品です。1本あたり20gのタンパク質を摂取でき、低脂肪・低糖質で理想の体型に近づけるプロテインバーです。 「チョコレート」「キャラメルピーナッツ」「グランベリー」の3種類のフレーバーがあり、その中から好きなフレーバーを2つ選ぶことができるセット内容です。
大胸筋が歩いてる!でお馴染みバズーカー岡田さん監修のプロテインバー。脂質にうるさいバズーカー岡田さんの監修とあって、脂質、糖質がかなり抑えられています。引用:Amazon
BSNの『シンサ・プロテイン・クリスプ』は、モカ・ラテ味のプロテインバーで、サクサクとした食感が特徴です。プロテインはホエイを使用しており、20gという大量のタンパク質を含んでいます。味は甘くなく、食べやすく、コーヒーのような風味があります。
YouTubeで見てて、味がとても気になったので購入しました。注文した次の日に届きました!ダルボールに直接商品が入っていたので、簡易的だなと思いました。引用:Amazon
本製品は12本入りの箱に入っており、1本あたり2本のバーが入っており、22gのタンパク質と6種類のビタミンB群を摂取することができます。 主成分は体に良いミルクプロテインで、シェイカーがなくても気軽に持ち運んで食べられるのが人気です。
クッキー感覚で食べられるベイクドタイプで、ほどよい甘さと飽きのこない味わいが特徴です。 販売メーカーであるゴールドジムが販売するサプリメントは、ゴールドジムを利用するアスリートや開発スタッフ、原材料メーカーと一緒に企画しています。安全性などがユーザーによって確認された原材料を厳選し、厳しい品質チェックを行っています。
カロリーメイト系と似た雰囲気ですが、もう少ししっとりと、そしてぎっしりと詰まっている感があります。味としては単純な機能性食品としてのイメージよりもかなり美味しめ、ショートブレッド感覚。普通に間食などでいただけるレベルです。引用:Amazon
おやつ感覚でおいしく手軽にたんぱく質を補給できる、バータイプの栄養補助食品です。肉や魚が取りにくい日でも簡単に摂取でき、プロテインパウダーをシェイカーで溶かす必要もありません。 移動中や時間のないときでも、手軽にタンパク質を補給することができます。タンパク質は、体のあらゆる部分の基礎となる重要な栄養素です。
その点『in bar protein』には、1本あたり10gのタンパク質と、タンパク質の働きに必要な7種類のビタミンB群が含まれています。 『グラノーラ 』は、オーツ麦や大豆パフなどのグラノーラ原料に、甘酸っぱいフルーツをトッピングした、朝食にぴったりの商品です。 仕事で集中できないときや、一息つきたいとき、おやつとしても利用できます。また、運動やトレーニングで体がエネルギーを消耗しているときにもおすすめです。
同シリーズの中で最も低カロリーです。そして、同量のたんぱく質を摂取できます。他の味に比べて、脂質がとても少ないのが、嬉しいです。108kcalとカロリー計算しやすいのも便利で、ダイエット中は、とても助かります引用:Amazon
『in Bar プロテイン』のタンパク質量は、他の主要なバランス栄養食と比較して2倍以上です。また、たんぱく質の働きに必要な7種類のビタミンB群を配合しています。 日々の食生活で不足しがちなたんぱく質を効率よく摂取するためには、「in bar」がおすすめです。
いつでも、どこでも、すぐに たんぱく質を摂取できるのが大きな特徴です。 『ウエハースバニラ』は、バニラクリームをココア味のウエハースでサンドした、お菓子感覚で食べられるおいしさです。 食事の時間がとれないときに栄養の偏りが気になる方や、体の維持・向上を目指す方にもお勧めです。
ジムやプールに行く1~2時間前くらいの時点で、空腹ならこれを食べています。おにぎりよりも胃に重さが残らず、ちょうどいい感じになります。引用:Amazon
森永製菓の『in Bar プロテインベイクドチョコ』タイプは、乳たんぱく質と大豆たんぱく質を同時に摂取できる商品です。 このプロテインバーは、他の主要なバランス栄養食品と比較して、非常に多くのタンパク質を含んでいます。
通常シリーズで10gのタンパク質が含まれているのに対し、『ベイクドチョコ』には15gのタンパク質が含まれています。また、たんぱく質の働きに必要なビタミンB群を7種類配合しています。 ベイクドチョコタイプは、手で持っても溶けにくいので、トレーニングの合間だけでなく、デザートや間食にも最適です。
海外製によくあるきつめの甘味やねっとり系の物が苦手だったので、こちらの方が美味しく食べられます。硬めのホロホロとした食感で食べごたえもあり、あまりお腹の空いていない夜にご飯代わりに食べたりもしています。引用:Amazon
なつめやしやカシューナッツ、アーモンドといったタンパク質源を原料に使用し、オーガニックにこだわった商品です。カカオフレーバーで食べやすく、砂糖も不使用ですので、体に気を使う方にぴったりのプロテインバーです。
美味しいー。安全なものだけで作られているし、大満足です。非常食としてローリングストックします。引用:Amazon
オーストラリア最大の雑誌が主催し、一般の人々が投票する「Healty Eating Awards」において、二つの賞をダブル受賞しています。さっと取り出して食べやすく栄養バランスがよく、味も美味しいのが人気の秘訣です。また、噛みごたえがあるので、このバー1本で満足できます。
ホワイトチョコおいしい!引用:Amazon
こちらは『ThinkThin ハイプロテインバーシリーズ ブラウニークランチ』です。かすかにココアパウダーのような、ほんのりとしたチョコレートの香りがします。 生地の食感はしっとりとしていて、サクサクとした食感があります。コーティングのチョコレートと中の生地もチョコレート味です。甘さ控えめのチョコレートケーキを食べているような味わいです。
この一本でプロテイン20gはありがたい! かなりずっしり重く 食べ応えがあるので 私は忙しくてご飯が食べられない時などにご飯代わりに食べています。 甘いけど後味に苦味もあって しつこさがないので食べやすいと思います!引用:iherb
日本ベジタリアン協会が推奨する植物性プロテインバーです。大豆たんぱく質や大豆イソフラボンを効率よく摂取でき、低カロリー・低糖質なのも健康志向の方にはうれしい商品です。
おやつかお昼をプロテインバーにしようと思い購入しました。アラフォーなので選んだポイントは植物性のプロテインで、添加物が無い体に良いものである事。引用:Amazon
では、プロテインバーを食べるタイミングはいつがいいのでしょうか?一言で言えば、いつ食べても構いません。 プロテインバーはプロテインドリンクのようにすぐに吸収される食品ではないので、トレーニング後30分後などのタイミングにこだわる必要はありません。 プロテインバーの特性を活かしたいのであれば、ダイエット中の空腹時に食べるのがよいでしょう。
以上、簡単にまた好きなタイミングでタンパク質やその他の栄養素を取り入れることのできるプロテインバーの魅力についてお伝えしましたが、いかがでしたか?最近では気軽にお菓子代わりの間食に取り入れる方も増えています。 ご紹介したメーカーの商品はどれもそれぞれに異なる特徴を備えていますが、大切なのは、自分がプロテインバーを生活に取り入れる目的を考慮して選ぶことです。ぜひ手軽な栄養補給にプロテインバーを最大限活用しましょう。