プロテインを飲むときに欠かせないのがプロテインシェイカーです。多くのブランドの商品に加えて、ボトルタイプやタンブラータイプなどもあり、選ぶのに苦労する方もおられます。そこで今回は、プロテインシェイカーの選び方と、各メーカーのおすすめプロテインシェイカーをご紹介します。ぜひ参考にして、自分の目的に合ったプロテインシェイカーを選んでみてください。
プロテインを飲むのにシェイカーは必須ではありません。プロテインは水や牛乳などの液体に溶かして飲みますが、コップやタンブラー、マグボトルなど、飲み物を入れることができる容器であれば、プロテインを溶かすことができます。 そのため、必ずしもシェイカーを用意する必要はありません。しかし、専用のシェイカーを使うメリットはたくさんあります。例えば、シェイカーを使うと、粉が溶けやすいというメリットがあります。 たとえば、ウイダープロテインの1回分は、20〜30gのプロテインを約200mlの水に溶かします。このプロテインの量は、ウイダーのスプーン2~3杯分になります。
初めてプロテインを飲むときは、粉の量が想像以上に多いと感じるかもしれません。スプーンでしっかりとダマがないように混ぜるのは難しいでしょう。しかし、シェイカーを使えば、しっかりと振ることできれいに混ぜることができます。 また、シェイカーには、蓋に飲み口が付いているものもあります。飲み口があると、ペットボトルのように飲めるというメリットがあります。 その反面、シェイカーの形状が複雑になり、洗いにくいという声もあります。自分の用途に合わせて、蓋付きのシェイカーを選びましょう。 また、プロテインをこぼさずに入れやすいのもシェイカーの利点です。マグボトルとシェイカーの違いのひとつに、口の大きさがあります。シェイカーの方がマグボトルよりも口が広くなっています。
そのため、そこまで慎重にならなくても、粉末をこぼさずに容器に入れることができます。また、口が広いので、飲み終わった後に洗いやすいのもポイントです。 シェイカーを使うもう一つのメリットは、目盛りで簡単に測れることです。シェイカーには容量の目盛りがついているものが多いので、水を測るために計量カップを取り出す必要がありません。 特に、朝などの忙しい時間帯には、水を測って入れる必要がないだけで、シェイカーの便利さを実感できることでしょう。
それではまず、プロテインシェイカーの選び方を解説します。どのタイプの容器が自分に合っているのか、ぜひチェックしてみてください。
必要なたんぱく質の量は、体型やトレーニング内容、食事内容によって異なります。自分に必要なプロテインの量を知り、自分に合った量を選ぶことが大切です。 シェイカーの容量に不安がある場合は、500mlのシェイカーを選ぶことをおすすめします。プロテインは200ml程度の水や牛乳と一緒に飲むことが多いのですが、200mlの液体に粉末を入れることを考えると、容量に余裕があったほうがよいでしょう。
また、ジムなどに持ち運ぶ場合は、大きなボトルだとかさばってしまい、持ち運びに不安があります。そのため、200~400ml程度の容量のボトルを選ぶのがよいでしょう。 また、スタイリッシュなデザインのものであれば、見られても恥ずかしくなく、トレーニング時の気分を盛り上げてくれるのでおすすめです。
プロテインパウダーをきちんと混ぜるためには、プロテインシェイカーを振ったときにこぼれないように、気密性を確認することも大切です。シェイカーの密閉性が低ければ、振っても当然こぼれやすくなります。こぼれやすければ、シェイクしにくいですし、残留物の原因にもなります。 ボトルの気密性を確認するポイントは、蓋を回して閉める回数で、スクリュー式のボトルは1回転で閉めるものよりも2〜3回転で閉めるものの方が気密性が高い傾向にあります。密閉性が高ければ、振ったときだけでなく、傾けたり運んだりしたときにもこぼれにくくなります。
また、使用目的として家で飲むだけでなく、アウトドアやトレッキング、ジムなどに持ち出す場合も多いですので、持ち運びやすさは重要です。 持ち手がついたコンパクトなプロテインシェイカーや、側面に滑り止めがついたプロテインシェイカー、真ん中辺りに凹みがあって手にフィットしやすいタイプなどもありますので、使用シーンに合わせて持ち運びしやすいものを選びましょう。
洗いやすさも重要です。サッと洗える広口タイプがおすすめで、口はスポンジが入る大きさのものを選びましょう。形状がシンプルなデザインの商品ですと、洗うのに手間がかからずおすすめです。 また、食洗機に対応しているかどうかも重要なチェックポイントです。食洗機に対応していれば、しっかりと洗浄し、熱湯で消毒することができます。衛生面を考えると、食洗機で洗えるのはうれしいですね。
ここからは、プロテインシェーカーの中でもおすすめの商品をご紹介します。1つ1つの商品に異なる特徴がありますので、先ほどの選び方を参考に自分に合うものを探してください。
プロテインシェイカー「HIGH CLEAR」は、最大容量が500mlのクリアボトルです。蓋はロック式で、漏れないように工夫されています。クリアなデザインなので、パウダーがどれだけ溶けたかがよくわかります。 飲み口は幅広で縁が薄いので、口当たりも良く飲みやすいです。洗いやすさの点でも、本体や蓋に邪魔なものがないシンプルなデザインですので、スポンジも入りやすく、清潔に保つことができます。
「ブレンダーボトル」は、ボトル本体に2つのジャーとピルトレイが付いていて、液体、粉末、サプリメントを一度に持ち運べる、トップアスリートのためのオールインワン・シェイカーボトルです。 ボトル本体にはオンスとミリの表示があり、付属のインターロッキングジャーには蓋が付いているので、ボトルと一緒に持ち歩いたり、ジャー単体で使用したりすることができます。
このブレンダーボトルには、なめらかなシェイクを可能にする特許取得済みの「ブレンダーボール」が付属しているのが特徴といえます。 ブレンダーボールは、手術用に使用される医療機器と同じグレードのステンレススチールから製造されていますので、錆や腐食に強く、表面が欠けたり剥がれたりすることはありません。
「FIXIT プロテインシェーカー」は、サイズが小さいので手に馴染みやすく、扱いやすいのが特徴です。飲みやすさの点でも、広口タイプなので、コップのように飲むことができます。
また、密閉性がよく、シェイクしても蓋からの液だれの心配がないのもポイントです。本体と蓋はどちらもシンプルな形ですので、サッと簡単に洗えて便利です。
「MyProtein」は、容量が600mlと、1食分のプロテインを混ぜるのにちょうどいいサイズです。目盛りがついているので、水を入れるときの目安にもなります。 振ってもこぼれず、気密性の高さでも評価されています。口が狭いので口の部分は少し洗いにくいですが、ボトル自体はスポンジが入る大きさなので、問題なく洗うこともできて便利です。
このように、飲みやすさと気密性に優れている商品ですので、トレーニングや運動時に使いたい方にぜひおすすめしたい商品です。
「DNS ハンディシェイカー」には、蓋を開けやすいようにハンドルが付いています。このハンドルは指で挟んで持ち運ぶこともできて便利です。 シェーカーとしても、粉が残らず混ぜやすいのが特徴です。容量はパッと見は小さく見えますが、600ml入ります。
また、口が広いので、コップのようにして飲むことができます。 さらに洗いやすさという点でも、シンプルな構造なので洗いやすく、蓋も簡単に取り外して洗うことができます。
粉末パウダーを入れやすく、お手入れも簡単な大外径ボトルが採用されています。また、スイングスプリングが内臓されていて、液体と粉末をしっかりと混ぜるのに役立ちます。 色は、さわやかなスカイブルーとリーフグリーンから選択できます。カラフルな二色が運動時のテンションを上げてくれます。
ドリンクボトルやシェイカーとして、ジムやキャンプなど、外出時にもさまざまなシーンで活躍してくれることでしょう。
400mlの小容量で、さっと持ち運びに便利な商品となっています。初心者から上級者まで幅広い層に愛用されているフィットネスクラブ「ゴールドジム」のオリジナルモデルです。 容量は目盛りで調整できます。口が広く底が浅いため洗いやすく、清潔に保つことができます。外出時の持ち運びに使用することが多く、携帯性や衛生面を重視する方におすすめです。
プロテインを飲むときには欠かせない理想的なシェイカーです。手の小さい方でも振りやすい形状に作られています。ボトルも大きくて混ぜやすいので、シェイカーだけ欲しいという方にもおすすめです。 また、旧型はキャップが閉まりにくかったのですが、この商品では改善されています。ボトルの口も広いので洗いやすく、大きなスプーンを使ってプロテインを入れてもこぼれません。
ボトルタイプで蓋が大きく開閉しやすいのが特徴です。本体の中央が少し凹んでいるので、持ちやすく、扱いやすいのも便利です。容量は一般的に使いやすいとされる500mlで、目盛りがついているので計量もしやすいです。
蓋はスクリュー式で、閉めるとカチッと音がするように設計されています。そのため、シェイク時に漏れがないように確認できて安心です。安価な価格設定でありながら、必要な機能を十分に備えたおすすめのモデルです。
「ALLMAX Nutrition」のシェイカーは、キャップ式で密閉性が高いのが特徴です。目盛りにはOzとmlが書かれていて、両方で測ることができます。容量は700mlで、片手で持つには少し大き目のサイズとなっています。飲み口が出っ張っているので、飲みやすくこぼれにくいのも便利です。
しっかりとシェイクしやすいのがおすすめの商品です。ステンレス製のバネが上下に動くことで、ボトルの中でバブルメーカーの役割を果たしています。 容量は一般的な用途に使いやすい600mlで、目盛りはmlとozの単位で印字されているので、計量に便利です。
また、本体の口が広いので、使用後の洗浄も簡単です。
人気のブレンダーボトル社の商品になります。最大容量が1.3Lで、たっぷりプロテインを作っておきたい方に便利です。ボトルの底面は丸みを帯びており、パウダーの溶け残しがないように工夫されています。
アルプロンのシェイカーは、手に持つのにちょうど良いサイズのコンパクトな300mlタイプです。手のひらサイズなので、混ぜたり振ったりするのも簡単です。メモリが見やすいようにデザインが改良され、蓋はパッキンのないねじ込み式なのでお手入れも簡単です。
美味しいプロテインドリンクがすぐに作れるDHCのシェイカーカップです。女性にも持ちやすいサイズで、飲み口も広くなっていますので、パウダーを入れる時にもこぼれにくく便利です。 また、蓋には汚れがつきにくい加工が施されて、清潔に保ちやすいのもポイントです。本体は、中に手を入れて底まできれいに洗えるような作りになっています。
「PROMIXX」は、アメリカやイギリスで大人気の電動タイプです。ボタンを押すだけで簡単にシェイクできるサイクロン機能が採用されていますので、特殊なブレードでダマを残さずしっかりと混ぜることができます。
また、スマートで洗練されたデザインもおしゃれで、スタイリッシュに使える魅力的な商品となっています。さらに、本体と蓋には強度の高い樹脂を使用していますので、傷がつきにくく、衛生的で、臭いも防ぎます。 電動でスムーズに混ぜ合わせることができますので、無駄なエネルギーを消費せずにトレーニングに集中したい方におすすめです。
以上、おすすめのプロテインシェイカー15選と、選び方のポイントをお伝えしました。プロテインを摂取するのに、普通のボトルやカップを使う方もおられますが、プロテインを飲む専用に設計されたシェイカーにはさまざまなメリットがあります。価格もそれほど高いわけではありませんので、プロテインを日常的に摂取されている方は、ぜひプロテインシェイカーの使用を考えてみてはいかがでしょうか。